こんにちは。スマホの容量が子どもの写真でパンパンな皆さん、息してますか。
子育て世代のスマホには必ず入っていると言っても過言ではない家族アルバムアプリ「みてね」。毎月「送料だけで写真プリントが無料!」という甘い言葉で我々を誘惑してきます。
しかし、親というものは強欲な生き物。「無料の11枚じゃ足りない!もっとたくさん印刷したい!」となるわけです。そこで立ちはだかるのが、「追加で普通に買うべきか、それとも無料枠を使って複数回にチマチマ分けるべきか」という、究極の二択です。
結論から言いましょう。現在は「1回にまとめて追加購入」したほうが安いです。
いまの送料は305円。
もし倍の22枚欲しい場合、こうなります。
* 素直にまとめて買った場合:
追加11枚(25円×11=275円)+送料305円 = 580円
* 賢く2回に分けた(つもり)の場合:
追加0円+送料2回分(305円×2)= 610円
なんと、まとめて買ったほうが30円安い。分けると逆に損をするのです。なんてことだ。小賢しいマネはするなというお告げでしょうか。
かつて、世界は逆だった
しかし、古参のユーザーはこう思うはずです。「あれ? 昔は分けたほうが安くなかったか?」と。
記憶は間違っていません。送料が「242円」だったあの頃、世界は今と逆の法則で動いていました。
時計の針を戻して計算してみましょう。
* 素直にまとめて買った場合:
追加11枚(275円)+送料242円 = 517円
* 賢く2回に分けた場合:
追加0円+送料2回分(242円×2)= 484円
おわかりいただけたでしょうか。分けたほうが33円安かったのです。
当時の親たちは、この33円の錬金術を駆使して、複数回に分けて注文ボタンをッターンと叩いていたわけです。3回(33枚)に分ければ約100円浮きますからね。缶コーヒーが買えます。
運命の分岐点は「275円」
なぜ、こんな逆転現象が起きたのか。
すべての鍵は「追加印刷代の275円(25円×11枚)」が握っています。
* 昔: 送料(242円) < 追加印刷代(275円)
* 今: 送料(305円) > 追加印刷代(275円)
送料の値上げという波が「275円の壁」を超えた瞬間、我々が信じていた「小分け最強説」は音を立てて崩れ去り、「まとめ買い」が正義の座に就いたのです。
物価高は、ライフハックの常識すらも書き換えてしまいます。
というわけで、最近「みてね」のプリントをサボっていた皆様。溜まりに溜まった写真を追加注文する際は、小細工なしで「ドーンと一気にまとめる」のが一番お得で、しかもポストを開ける回数も1回で済みます。さあ、安心してまとめ買いのボタンを押しましょう。