昨日私の性格について書いたのですが、
大人しいと言われる反面、意外と積極的な行動をする事もあって、自分でも矛盾してるなと思います。


26才の時に思い切って実家を出て、地方の田舎から、地方の中心部で一人暮らしを始めました。


自分の好きな事を思いっきりやろうと希望を胸に始めた一人暮らしですが、もともと根っこに「私なんか」っていうのがあるままだったので、いろいろ行動してみてもなかなか上手く行きませんでした。


でも根本的な所から考えると、上手く行かなかったのは実家を出る前から。


うすうす気付いていた家の事情にも悩んでいた。

・祖父母の事業失敗
・祖父母の自己破産
・両親の不仲
・父親の嘘


親の性格や親との関係にも悩んでいた。

口には出せなかったけど、親や父方の家系に恨みのようなものも持つようになってた。

父はどうして、母はどうしてああなんだろうって、嫌だった出来事がいつまでたっても頭の中から消えず、何度も蘇ってはとても腹が立つ。


だけどそう思ってしまう自分が悪いと思ってた。


一人暮らしを始めたらこんな感情から解放されるかと思ったけど、今度は違う形の出来事で、同じような思いをした。


そして、借金、弟の病死、人間関係のトラブル


いろんな不幸(といわれる事)を経験し、自分を粗末に扱った人に対しての恨みがまた頭の中を支配する。


気付いたら恨みだらけになっていた。


一日何度も何時間もループして本当に苦しかった。


その渦中はそこまでストレス過多とは自分でも気付いてなくて、何とか普通に仕事は行ってたけど、ある日身体に現れ円形脱毛症や過敏性腸症候群になった。

それが去年。とてもしんどかった。

今はやっと身体の調子も元に戻ってきてます。

もう一生消えないんじゃないかって思ってた頭の中で恨みがループする事がようやく少なくなってきた。


今まではかなり酷い目にあって恨みの感情があるのにも関わらず、「人を恨んではいけない」って思ってた。


それこそ親の呪いみたいなもの。「恨みの感情なんて醜いもの、未熟な人間だからそんな風に思ってしまうんだ」って、酷いにあってるのにも関わらずまだ自分を責めてた。


こうやって書けば書くほど変な「正しさ」を自分に縛り付けてかっこつけてたんだなと思う。


自分自身が自分を粗末に扱ってる事に気づかなかったから、


環境を変えたって親や知人や友人、職場の人など姿形を変えてずっと同じ事が続く。

しんどくてしんどくて、なんで?って状態になった事でやっと

「人を恨んでも良いって」

許可してみたら、とてもほっとした。やっと恨む苦しみから解放されてきた。

(恨んで相手を攻撃するという事ではない。しっかり自分に語りかけるということ)

世界でたった一人の自分がどんな自分でも認めてくれたら、誰が何を言っててももう私の問題ではない。

そして過去も報われる。もう大丈夫。