思い出話は続きます。


結局、サークルはこの先続けていく自信なくなっちゃって。
1年時の8月末をもって脱退。

その時皆に説明していたサークルを辞めた理由、
他にやりたいことがあるとか、サークルの規律うんぬんが嫌だとか、そんなの建前に過ぎなかった。
本音は「そこでの人間関係を築けなかった」から辞めたんだ。


なんで大学で友達できないんだろう・・?とか色々考えたけど、
途中で「男血があるからいいや。」って甘えてしまった。



男血って何がいいって。


俺の場合ね、皆が俺のことを認めてくれてるからなんだ。

自分が何か発言したら、誰かが拾ってくれる。
アクションしたらリアクションしてくれる。

というか、イジって貰える?かなw


何も言わずとも俺を許容してくれる。
そのコミュニティの中では俺は拒絶されることがないから、本当に甘えていた。
俺はダンケツが好きだった。

いつか誰かがが言ってた「将来ずーっと、この絆が出来て良かったーって思うんだろうな・・~」
とか。マジそうだなー。って思ってた。

本当の俺なんか見せなくても、今の俺のままで許してくれる。
そこに俺は安らぎを感じていました。
たまにしか実際は会わなかったけど。一から作り上げなくてもいいものが、そこにはあったんです。


ちょっと、話がそれてるね。

テーマは醜形恐怖だったんだけど・・・まぁ大学一年はそんな感じで過ぎて、
後はバイトばっかしていた。


大学の授業はあまり出なかった。
つまらなくて。友達いないから、一人で飯食うのもなんだし。



キャンパスの中でも、人があまり来ない食堂で食べたり、次の講義の教室で一人飯。

周りにもそんなヤツら結構いたけど、、
そーゆう時って、友達同士で食ってるヤツとかの笑い声がたまらなく響くんだよね。

一人でいるのって、たまにならいいんだけど。
ずーっと独りだとやっぱ辛いものがあるな。ってしみじみ思った。
高校でたまたま良い友達に恵まれたけど、高校でも友達いなくて一人で昼飯食べてるやついたな・・って。
思い出したり。そいつも今の俺と同じ気持ちだったんだろうか、とか。
思いを馳せてみたり。
センチメンタルですねw



2年になったら男血であれしよ、これしよって考えていた。
浪人しているメンバーも復帰して、2年から自分の大学生活がスタートするんだって思ってた。
(俺が積極的に企画進行役になっていたのはそんな理由です。)


ただその一方で、自分のエゴで皆に粘着するのもどうだろう、って思ってた。
大学の友達だって、俺はいないけど、他の皆は作るだろうし。。

もやもや。
モヤモヤ。葛藤。


俺にはダンケツしかないけど、皆には他のつながりがある。


とにかく、自信がなかった。
自分に自信がある人が羨ましくて。しょうがなくて。
自分の理想と現実のギャップにもがいていた。


キャンパス内を歩くとたまにサークルの先輩や同年代とすれ違うことがあった。
その時

「お前、今、何をしてるの?」


って言われるのが嫌で、大学内では常にうつむき加減で歩いた。早足で。裏口を通って。


誰かに相談したこともあったね。
詳細は省くけど、最後に「その方がお前らしいよ」とメールで言ってくれて嬉しかった。

でも「その方」に、ならなくちゃ!

と思って焦ったりした。
俺らしいってなんだろう。
いつでもポジティブ。
それは本当の俺なのか。
実際はこんな鬱状態のやつなのに・・・?


上手く伝わらないかもしれないけど、色んな悩みがあって、変わらない自分が大嫌いだった。