皆様、こんばんは。
日本帰国時に、何をするかは大体決めているのですが、思うように進まずイライラのつのることもあります。
特に小さな模型製作での部品の落下や紛失はとってもイライラします。目が見えにくくなっているため尚更です。
今回、この様なものを落札し、作り直すことを考えました。
エンドウ製のEF81初期型のキット組立て品です。
こちらのお顔はまずまずでokですかね。パンタは片方だけ残ってますが交換です。
こちらは青サビ出てますし、相当磨かないといけません。
これを如何に除去するか、跡が残らないかも問題です。
スカートはジャンパ栓の位置取り付けミスもあります。
全体にはんだが溶けて流れてなくてだまになってます。なので強度が弱く、恐らく後で外れるパターンです。
スカート裏側も酷い盛り具合です。
さてどうしたものか?
台車下回りは?元々完成品です。
それにステップを無理やり半田付けしたため、塗装も剥げて汚らしくなってます。
スポンジが台車にこびりついてます。
後で判明したのは車輪と車軸が動いて車輪のゲージが変わってしまうことです。
フリーゲージトレインではないのだから。笑。
まあ、ここはノギスでゲージを合わせるのと新品台車を購入して入れ替えて対応します。
前面は随分すっきり真鍮色になりました。
ジフで磨いて、サンポールで酸洗い。
既に右側のアングルが外れだしています。
まあまあ綺麗になったかな。
さて、今度は半田が少な過ぎて隙間のあるところや強度アップ、接合部の平滑化をするために半田を盛ります。そして、あとはひたすら磨きます。
キサゲで削り、キサゲ刷毛で半田を取ります。
まあ、そうなる前に大半のパーツを半田を取りつつ分解しなくてはなりません。
左右や高さ、前後の精度も均一にアップしていきます。
少しでもズレると組み上げた最後にネジ穴が合わないとか左右対象でないとかになるので注意が必要です。
随分半田を盛って磨いている途中です。
スカートにはジャンパー栓の位置を正確にして電暖ホースと手すりも左右取り付けました。
前面と側面の継ぎ目に沢山の半田を流してつなぎ目を消そうとしています。
運転室の扉の樋も半田を隙間なく流しています。
手すりなども取り外して、φ0.4mmの燐青銅線で作り直して強度を確保します。
元々ついていた半田を随分溶かして流したつもりですがもう少しです。
まだまだ半田が少ないところが残っていて見た目すっきりなのですが埋めていく予定です。ランボード接着剤で着いていたのを外して磨き直して半田付けしてます。
こちらは、接薬剤の残るランボードで、これから磨いて半田付けです。
台車は新品に交換しグリスアップしています。
床板の再塗装もしました。
普通にこの状態で走ります。
パンタの位置があっているか確認するためにIMON製パンタを取り付けてみました。一応ぴったり合いました。
このパンタ、1個4000円ほどします。2個で8000円。。。涙。
こんな感じでまたまた中途半端にしてタイへ戻ってきました。
いつも予定通りに進まないのが模型作りの醍醐味とイライラの貯まるところです。