皆様、こんばんは。


今宵はゴルフ上達理論2です。

上達するにはもう一つやらなくてはならないことがあります。


初心者の方がゴルフを始めるにあたり、家族や上司や先輩のお下がりを使って始める方が多いと思います。


しかし、それには大きな問題があります。

一つは既に数年から数十年前に購入された中古品であり、しかも中古ショップのそれよりも程度が悪いのが当たり前です。


1番の問題はよほどゴルフ好きでない限り、グリップ交換がされていなかったり、錆などの出ているもの、スペックがハード過ぎたり優し過ぎたりと直ぐに使えるものは少ないです。


私がゴルフを本格的に始めたのは32歳のときで、確か実家に叔父さんが私が中学生くらいのときにくれたアイアンセットがあったのを思い出したのでした。


それを取りに帰って持ってきたのですが、確かリンクスだったかと思いますが、ヘッドは錆てはなかったけれどかなり減っていましたし、グリップは、硬化してツルツルで振れば、重いアイアンがすっぽ抜けて飛んで行きそうでした。笑。


素人ながらグリップを自分で交換して、ヘッドを磨き、シャフトの錆を取って使いました。


バターは子供のころ、親父に買ってもらった1300円のパターを磨き、ドライバーはパーシモンのスチールシャフトで超安売りの3900円だったと記憶しています。

多分、ドライバー、6.、7、8、9、PW、SW、パターで始めました。


今から思えば、アイアンはメッチャ重く、しかもスチールシャフトは柔らかかったと思います。


さて、何が、言いたいかと言えば、こんなクラブで始めては駄目だと言うことです。

しかし、私の場合はスペックに身体を合わせるタイプなので、兎に角、重くて小さなヘッドのドライバーと重くて弾かないアイアンで練習しました。


この時はアイアンが曲がると言う感覚は全くありませんでした。

兎に角真っ直ぐしか飛ばないのです。

しかし、飛距離は9番で110ydくらいだった気がします。

要するに重いと曲がらないのです。

だから、空振りもないし、真っ直ぐ100yd少ししか飛ばないので、3.4打ではグリーンに乗るのでスコアは初ラウンドで、121を叩いただけで、それ以上は叩いたことはありません。


それでもって、3ラウンドくらいで会社のコンペに出て、110をだしてH.C36で優勝してしまい、商品を持って帰って嫁さんと一緒に喜んでました。


そして、嫁の許しを得て、アイアンセットとドライバーとレスキューを買って貰いまさした。

テーラーメードのA1000シリーズでした。

結構高くて20万はしたと思います。


この時、初めてヘッドスピードとかを測定しましたが、44インチで46.7m/sあり、プロ並に速いと店員さんに言われました。


これで、ドライバー、レスキューチタン18度、アイアンは3から9.PW、SW、パターとやっとゴルフらしくなりました。

このときのシャフトはアイアンもバブルシャフトでテーラーメード専用でした。


これでやり出して、2ラウンド目で98と100切りに成功しました。


飛距離は一気に伸びて、ドライバーは250yd、レスキューで220yd、3番アイアンで200yd飛んでました。


これはどう考えても重いアイアンやドライバーで練習してきた結果だと思います。


次はパターの新調ですが、スコッティキャメロンが13000円で広告に出ていて、店員に出されて買ってきたのは、実は49800円のインサート入りのTel3でした。

あとから、間違えてお出ししましたが、そのまま

使われても構わないと連絡があり、そのまま交換せず使いました。


今度はクラブへの不満はアイアンがカーボンシャフトで軽いこと、ヘッドが、チタンで弾き過ぎるのがアプローチに不向きと感じ丸山茂樹モデルの通称マルサンドを買いました。


このマルサンドをすり減るくらい練習して、バンカーとか全く怖くなくなりました。笑。


その後、初ラウンドから22ラウンド目で当時のベスト82をマークして停滞時期に入りました。


この停滞時期が長くて、10年以上もがいてました。


日本だと年4、5ラウンドしかしないので年月がすぎるばかりでした。


アイアンはいつの間にかマッスルバックになり、シャフトはX100かS200と重くて硬いものを使い、ドライバーも80gのXシャフトでした。


まあ、このプロスペック時代に身体や技術が鍛えられたかと思います。

身体は小さいのですが、ヘッドスピードはマックス53m/sありました。


このハードスペックは2018年まで続き、タイからヤフオクで、ブリヂストンの新製品を全てまとめて落札して、帰国時にタイへ持ち帰りました。


アイアンはハーフキャビティのシャフトはNS105Sで硬軽シャフトへ。ドライバーと3Wと5Wは同じカスタムシャフトのツアーADで揃えました。


この結果、55歳を前に全ての飛距離が20yd近く伸びたのは驚きでした。

9番で150yd.ピッチングで135ydとなり、AWの53度とSWの59度との間にギャップができてしまいました。


ウエッジはいずれも丸山モデルの2本組でシャフトはX100でしたから、まるっきり飛距離がかわりました。15年以上使っていてバンスも小さくシャープな顔が好きでした。


なので、ボーケイSM8の58度と50度をDG200で買って埋め、最近では更にSM10の54度を買って5番アイアンを、抜きました。


こんな感じでクラブは変遷してきましたが、腕の方は、中々伸び悩んできましたが、今年に入り少し伸びてきました。


スコアが伸びた原因は、クラブの進化もありますが、今年は力を抜く、飛ばそうと思わない。ボールは軽く芯に当たればそれなりに飛ぶを考えてするようにすれば、ドライバーも、真っ直ぐ飛びます。

フェアウェイに行けば、セカンドが悪くてもエッジには行く。

アプローチで寄ればパー、悪くてボギー。

こうなれば、格段にダボやトリを打たなくなります。

70台はハーフでダボを1回でも打つと厳しいですし、トリでは、更に厳しいです。


まあ、ゴルフ上達論1に、書いたことを特にドライバーからロングアイアンまで実践できれば、悪くても85は切れてきます。


話は少し外れましたが、ゴルフ上達論2では、自分の愛着の持てる自分に合ったゴルフクラブを買うと言うことです。

そして、それを徹底的に使いこなして自分の物にするです。


どちらかと言えば、若い時はスペック高めで始めて、それが打ちこなせる様に身体を作り手の皮がベロベロになるくらい打ち込んで練習することです。


そうしていけば、歳をとったときにスペックを少し落とすだけで無茶苦茶楽になります。

道具の進歩は、自分の老化をカバーしてあまりあるぐらいありますから。


最近、そう感じていますが、やっぱり本音は思いっきり振って飛ばしたと言うのが本音です。

要するに我慢する精神力が、スコアの決め手です。笑。