皆様、こんばんは。

 

長年、自分でゴルフクラブのグリップ交換をしてきましたが、タイでは溶剤が揃わず、どうしたものかと悩んでいました。コロナでゴルフ工房も潰れましたしね。

 

今回の帰国で、グリップ16本と両面テープ2巻、更にカッター、ラジオペンチにニッパを持ち込んできました。そうそう、ビニール手袋も買ってきました。

 

 

そして、先日購入したジッポ用オイルで果たして成功するのか?挑戦です。

 


まずは、カッターで古いグリップをはぎ取ります。今回あっさり取れました。

ラジオペンチもニッパも使わずできました。

 

 

この時、カーボンシャフトは傷が入るので注意が必要です。先の丸まったZ鎌の様なもので切ると傷は入らないかも。

 

 

 

グリップを取った後は残っている両面テープを綺麗に取り、最後に溶剤で拭きとります。

溶剤が手につくと白く変色するのでナイロン手袋を今回初めて使います。笑。

 

 

それでは、両面テープの貼り付けです。

 

まず、シャフトの穴をふさぐ様にグリップ全体の長さに真っすぐ貼ります。

 

 

 

続いて、両面テープのカバーを取ってから、今度は右手の来るところに10cmくらいの長さで2本、先ほどのテープと90度ずらして貼ります。

 

 

またまたカバーを剥いで、今度はグリップエンドから螺旋状に巻付けます。巻き始めと終わりはテープを斜めに切ります。

 

 

これで、右手は3巻き、左手は2巻きとなりストレートなグリップに近づきます。

 

 

今回はドライバーですのであまり右手が太くなりすぎると手首が返りにくくなり、スライスが出やすくなるのでほどほどに。笑。

 

さて、今回使用するグリップは、ゴルフプライドのMCCTEAMSのバックラインなしの最新グリップです。タイにはまだありません。日本でも殆どなく、色が緑/ゴールドになってしまいました。

 

 

 

 

 

さて、螺旋テープのカバーを剥いでここからが本番です。

 

 

まず、グリップエンドの穴をマーカを指してふさぎ、溶剤を入れても漏れないようにします。

 

 

溶剤をたっぷり入れてグリップ全体を柔らかくなるまで全体に行きわたる様に振ります。

そして、今度はグリップの中の溶剤を、シャフトにまいた両面テープの上に垂らします。

ここで、まんべんなく垂らしておかないとグリップを挿入するときに途中でつっかえたいりして腕の力を要しますので一番のポイントです。

 

そして、溶剤が乾かないうちに一気に刺し込みます。

ただし、少し挿したらグリップエンドに挿していたマーカーをとります。

空気を逃して挿し易くするためとグリップエンドを覆った両面テープを破らないためです。

破ると石ころやゴミがシャフト内に入る恐れがあるため、破らないのが鉄則です。

この時グリップは捻じれなく、真っすぐ刺さないといけませんので、最初のグリップの刺さっていた位置をマジックでマークして置き、グリップの長さの一にも線を入れておくとやりやすいです。

そして、グリップが真っすぐ刺さっているのを確認するのに、30cm以上にの定規を当てて、グリップの先、中間、エンドに印が入っているのでそれらが一直線に定規上に並ぶ様に調整します。

 

3点がばっちり一直線です。

この時、溶剤が少ないと微妙な調整ができないので注意です。

ハイ出来上がりです。

 

 

ちょっと緑は違和感ありますが目立って良いかな。

 

今回、ジッポ用のロンソノールを用いましたが、速乾性があるようで、意外とグリップが挿入しやすく微調整もできたので、日本で使っていた専用溶剤より良いかも。

 

とりあえず、タイでも自分で交換できることがわかりました。