皆様、こんばんは。
以前から危ないと予想していたタイ国際航空ですが、昨日予想通り事実上の
経営破綻となり裁判所の管理のもと再建が図られるようです。
その間、通常通りの運航をすると言うことですがどうなることやら。
現在は6末まで全ての国際線が運休となっていますが、7月から再開できるの
かは、だ確定ではないようです。
タイ国際航空と言うのはタイのフラッグキャリアであり、タイの財務省が52%
ほどの株を保有する言うなれば国営航空会社です。かつてのJALみたいなもの。
それが、3%ほど株式を売却して民営化を図るとみられています。
3年連続の大幅赤字の上、コロナの追い打ちに合い、会社独自の再建計画が
不十分で国会で認められず、このようになってきたと思われます。
要するに、国が何千億円の補助をする予定が見送られたと言うことです。
しかし、最終的には国が援助するのではないかとみられています。
ちなみに、現、国王の王妃はタイ航空の元CAさんで、陸軍大将です。
なので、そう簡単にはつぶさないでしょう。
私も、こういう事態を想定して、昨年、ファーストクラスのサービスを早めに堪能
したのでした。
確かにバンコク発のビジネスクラス以上のサービスは日本からANAやJALの
ファーストクラスに乗るサービスより上を行きます。特にファーストクラスは
別格扱いです。
日本だとダイアモンドメンバーでもほぼファーストクラスと同様の地上でのサービス
を受けられますが、それよりはるかに上ですね。
ただ、それが赤字を広げる原因となったのかどうかはわかりませんが、ビジネス
以上のカウンターはガラガラで直ぐにチェックイン、手荷物検査、そしてイミグレと
3~5分で通過。
そのまま、ビジネスラウンジへ直行。ファーストはそこからカートで直行。
ファーストは広々としていて個室もあり、とにかく落ち着ける本当のファーストクラス
ラウンジ。
日本のファーストクラスラウンジやsuiteラウンジの混みようとは全く違います。
おまけにタイマッサージかオイルマッサージが1時間無料。
ビジネスでも30分無料です。
これは、やっぱり一度経験しておこうと思い、昨年経験しました。高いのでマイルで
ですが。。笑。
なので、今後こう言ったサービスはいつまで継続されるのか、或いはいつから簡略
されるのかは分かれませんが、絶対に減らされると思います。
ビジネスやファーストのアメニティーにしてもしかりで、日本までの短距離路線でも
しっかりしたポーチ付きなので重宝します。ANAやJAL、SQなんかは普段使い
出来るポーチなどありませんから。そういうところに徹底してコストダウンされています。
そういうことからすれば、コストダウンできるところは一杯あると思いますし、人員も
削減できます。
タイは航空会社に限らず、人が一杯います。レストランでもスーパーでもしかりです。
絶対にこれだけ人はいらないのに必ずいます。笑。そのくせ動かないから猶更です。
おしゃべりだけの店員が何人いることか。。。
兎に角、再建にはサービスの質を落とさず、どこまでコストダウンできるかがカギで
しょう。
そして、機材も古くなってきているので、古いのは売却して新鋭機に置き換えて綺麗な
飛行機にすべきだと思いますしね、またそうする様です。
新鋭機はANAやJALより早く導入されるのですが、使用年月が長く、機内もリニュアル
されていません。
そういう意味で世界一のフラックキャリアのSQなんかは機材年齢が若い上、室内も
リニュアルされて綺麗です。
昨年ANAが導入したA380などはタイ航空のは凄く古いです。SQは新しい機材と
リニュアル機材が混ざってますがどちらも素晴らしいです。
まあ、勝手な個人的意見ですが、頑張って素晴らしい航空会社に再建されてほしいです。