昨日、食痕の出ていたニジ瓶を再び覗いてみることにしました。
こんな感じです。
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壁になっていたらごめんなさい。
自分でもまあまあ納得の菌糸の廻り具合で良い感じです。
ただ、左の瓶の片口に水分が浮いているのが気に入らないところです。
このクリアー瓶はやはりPPに比べて詰めにくいのだと思います。
PPというよりは下記に比較すると
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更に上から見ると
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このように、MGやPITに用いられたクリアボトルは他社製に比べて肩口と底の立ち上がりに丸みがある
ことがわかります。また、底の凹みが少し厚くその分へこみやすくて詰めにくいこともわかります。
上から見るともちろん通気口も違います。左の瓶の方がしっかりしています。
左のタイプは、大夢や福島Labioなんかに用いられているものです。
どちらかと言えばPP瓶の形状は左側のタイプであると思われます。
ちなみに、左は1400cc、右は1500ccタイプになります。800ccだと860ccと言う感じです。
このようなことから今年はドルビーさんのPITもPPに戻されました。
私も実際に詰めていて上のニジ瓶のように肩口に明らかに水が溜まりやすくなっているのを実感して
いますので今後、このクリアー瓶は、成虫管理と柔詰め用にと考えています。
いろいろ見ていくと微妙なところの差が菌糸の劣化と幼虫の成育に大きく差が出てくるというのは
おもしろいですね。今年のPITは一昨年の巨大化の予感をさせてくれています。