今年の羽化状況を確認するため、ある程度体の固まった個体は掘り起こしてみてどういう状態で
羽化しているのか確認しました。
そうしたところ、大変残念なことにDゴールド80系統については最初に羽化した♂の最大個体以外に
完全な個体がいないと言うこと。せめてもう一頭は完品と思っていたのですが、残念ながらお尻が
少し右にずれているよう。縮まればへこむのかも判りませんがちょっと戻りそうにないかという状況。
一方、Gゴールド82系統の大きめの♂個体は一頭目ですが、最終体重27gながら78mm強あり、
顎も太く中々良いと思っています。
Gゴールド82系統の♂はあと2頭が羽化待ちです。この2頭を何とかしたいのですが一頭は人工蛹室
に入っており、こちらの方が羽化がおそい見込みで、もう一頭を人工蛹室に入れられないのが
失敗したところです。
♀の方もサイズを確認してみたところ、先日、大きいなと写真で紹介したDゴールド80系統の♀は
今日現在もノギスを55mmに開けても顎とお尻が当たる大きさをキープしています。
最大体重ではGゴールド82系統♀の方が、17.9gまでいって最も大きいと思っていたのですが、
実際は最終体重15.5gのDゴールド80系統の方が大きく羽化したことになります。こいつも暴れて
16.8gから落としていますので、暴れてなかったらと「たられば」はいけませんが、更に大きかったの
かなと思うところです。何れにしても54mm以上あれば十分です。
今回、明らかにDゴールド80系統の方が♂の羽化不全と★が多かったことには何かあるのかも
しれません。♂親も♀親も早々と★となっていますのでその点は遺伝したのかもしれません。
Gゴールド82系統の♀親は今も産卵してもらってます。
もう少ししたら♀の50mm以上で「うじょうじょ」は無理かもしれませんが「ぞろぞろ」で並べて
写真撮ってみたいと思いいます。でも、てんで好きな方向へ行くので混ざると選別不能になるので
ルアーケースに並べてみたいと思ってます。