幼虫の管理表を見ていると一頭だけ不思議な体重変化を見せる個体がいるのが
確認できました。
DG80系統の♀?と思われる個体なのですが、
6/25に割り出しPIT800ccへ投入。暴れたのか菌糸の劣化か記憶が曖昧ですが、
8/13にとりあえず手持ちのMG800ccに投入13.5g。
9/23にまたまた暴れたのかPIT800ccに投入12.7g。そしてまたまた暴れか。劣化か?
12/4にPIT800ccに投入し15.3g。(3~4本目への交換理由と体重変化も?)
と言うように一度体重が減ってまた増えています。
確かに1g位減ってまた増えるのはいますが、殆どは減りっぱなしです。
一つの仮説を立てるならばこれは小さい♂であると言うこと。
1本目の期間が短いので成長途中で13gであり、♀と間違った。
しかし、そこで暴れてしまい。再び体重を落とす。その上、瓶交換後、漸く落ち着いて
♂ならではの体重に増加中。と考えれば不思議ではありません。しかし、暴れたから
交換したのであって暴れて体重が増えるのも?。本当はもっと増えていて、そこまで
下がったと考えれば少しは理解可能。
そして、今までの私の飼育個体から考えれば、14~15gは全て♂であり、上記のように
考えるのが妥当です。
しかしながら、今年については、この幼虫の兄弟の♂の平均は30gを超えています。
♀と思われる体重群も16gを超えています。完全に二極化しているので♀と考えるの
が良いのかと悩ますところです。
最終的には蛹化すれば明確になるのですが、♀ならばうれしい悲鳴なのですが。
今年のDG80系統の親の体重変化は以下の通りです。
親82×53 ♂8/7MG800cc→11/10MG1400cc30.2g→1/23PITハチミツ2000cc28.8g→2/23ブナ1400cc25.6g
→4/23蛹化→5/27羽化77.0mm
♀8/7MG800cc→11/14MG800cc15.0g→12/9PIT800cc12.7g→1/24PIT800cc12.7g
→5/13蛹化→6/10羽化49.0mm
両親とも1本目の体重は高いものの暴れて落ちていくパターンでした。
しかし、子供達は逆に殆ど全てが体重の伸びを示して3本目がmax?になってきています。
全く違う素質を示しているので少なからず期待しています。