(前回の続き)


民法に書かれているとはいえ、本当に僕の考えが正しいのか?


風呂のガスが壊れたら修理代は大家が出す…


正しいはずだが…何か不安な部分もあった。


「Yahooの知恵袋」に質問してみたが、


「あなたのいうことは正しいが、その後が心配。嫌がらせをしてくるかもしれない。」


などと書かれていた。


うーーーーん。


そう言われるとちょっと…。


「消費者センターに相談してみては?」とも書かれていた。


そうだな。公の機関から注意してもらうと、大家も自分の言っていることが間違っていることに気づいてくれるかもしれないな。
 
 
 
 
 
 
 
翌朝。


会社に着いた途端に、不動産屋から電話がかかってきた。


不動産屋「大家が全額支払うと言いました。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
よし!勝訴だ!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
不「おたくの強い態度を伝えたら、さすがにあれ以上は言いませんでした。さっそく修理の手続きに入ります。」


そうか。


こういうときは屈してはいけないな。


正義は勝つ。


さっきまで消費者センターに電話しようかと思っていたけど、それも回避できた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2日後。


気になって母に電話する。


母「あのなぁ…。風呂入れんでなぁ…。」


ん?


まだ風呂は修理されていないのか?


すぐに確認する。と言って電話を切り、不動産屋へ。


不動産屋は「修理屋は、部品を取り寄せるから少しかかると言っていた」とのこと。


「"少し"が、3日なのか1週間なのか1か月なのかはわからないので、直接四国ガスにきいてほしい」ということなので、修理屋に電話。


修理屋「ご迷惑をおかけします。次の月曜日朝にはうかがえます。」とのこと。


月曜日朝か。


その日は金曜日。


火曜日に故障してから、水曜日はデイサービスで風呂に入れたので、


木・金・土・日と4日間風呂に入れなくなるぞ。


ちょっとかわいそうだな。


ケアマネさんに電話する。


ケアマネさん「それでは明日(土曜日)にデイサービスに行くように手配しましょう。」


それは助かる。


ケ「ただし、満員だったら行けないので確認します。この前も土曜日はいっぱいだったんですよね…。」


うーん。微妙だな。
 
 
 
 
 
 
 
2時間ほどしてケアマネさんから電話があって、


ケ「いいお知らせです。1名分だけ空いてました。ギリギリセーフです。」

 
 
 
ほっ!
 
 
 
ケ「ヘルパーには明日は行かないように伝えておきます。薬はどうしようかな…。それも相談しておきます。」
 
 
 
 
 
 
 
助かるなぁ。


それにしても、母の家の風呂が壊れただけで、どれだけの大人が動いたんだ?


遠距離介護は、いろんな人に助けられて実現できるんだよな。


なんとか調整できてよかった。


母に電話すると、「よかった。風呂に入れんで困ってたんや。」と喜んでいた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その日の夜。


会社で残業をしていると、突然母から電話。


明日のデイサービスのことで何か質問だろうか?


母「あんなぁ。いま、前の差し歯が2本ともとれてしもたんや。


恥ずかしいから、デイサービス行くのやめとくわ。


風呂はもうエエわ」
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

  


 

  

 

 

 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
勝手にしろ!!!


 

 

 

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