2週間前の火曜日。ヘルパーさんから突然メールが。


「お母様が、今日、息子さんが帰られると勘違いして、お布団を干して、敷いて待っていらっしゃいました。」



え?



帰るのは木曜日なのに…。



すぐ母に電話。


母「そうやったかな?火曜日って聞いたのになぁ。」



実はそのとき木曜日に帰ることすらも告げていなかった。


理由は、帰ると言ったら、何回も電話がかかってくるから。


何回も「何時に着くの?」「ご飯は何食べる?」と電話が掛かってくるから。


何回教えても忘れるから。


だから最近は、前日まで母にはナイショにしている。


今回は、帰ることを言っていないのに…なぜ?



想像するに、


・認知症の認定調査があることをヘルパーさんか誰かが言った。

・ということは息子が帰ってくる。

・だけど、いつ帰ってくるかはわからない。

・でもいつ帰ってきてもいいように、布団を干しておかねば。

・というのは、いつか「布団がカビくさい」と息子が怒っていた。

・布団も干した。

・ついでに布団も敷いておこう。

・敷いた布団を見る。

・あぁ今日帰ってくるのか。



と…いう流れかな?と。



あぁ…ここまできたか…という感じ。



しかも電話の向こうでは、必死で


「ゼッタイ私は今日帰ってくると聞いた」
「私は間違っていない」


と言っている。



わかったわかった…。

もういいよ…。



そして5日前。

またヘルパーさんからメール。

「お母様が、今日、息子さんが帰られると勘違いして、お布団を干して、敷いて待っていらっしゃいました。」



えーーー!!!



今回は、先日亡くなった伯父の四十九日があるという情報が耳に入ったものと。



想像するに、

・伯父さんの四十九日があることを誰かが言った。

・ということは息子が帰ってくる。

・だけど、いつ帰ってくるかはわからない。

・でもいつ帰ってきてもいいように、布団を干しておかねば。

(略)



と…いう流れかな?と。


あぁ…ここまできたか…という感じ。

 

 

 

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