一応、遠距離介護のブログを書いているので、今回は僕が感じている「遠距離介護のポイント」(?)みたいなことを書いてみます。



先日、丸亀に住むおじさんが急死した。(84歳)


母は丸亀出身で、今も丸亀に住んでいるが、


実姉(僕のおばさん82歳)も丸亀に住んでいて、


その人がダンナさんが亡くなったのだった。




連絡があったのは水曜日の夜23時。


「通夜は明日。葬式はあさって。」と。



えっ?



東京に住む僕が、四国の丸亀の翌日の通夜に出席できるかどうか…。


普通なら「あさっての葬儀には…」と言いたいところだが、


母が丸亀にいるドーン!


認知症の母を一人で通夜なんかに行かせられないドーン!


でも近所に住むお姉さんのダンナさんが亡くなって通夜に行かないわけにいかないドーン!



遠距離介護のポイント1


翌朝からでも出動できるように常に準備しておくべし。



準備とは、


①かばんの中にあらかじめそのまま旅行に行ける一式を入れておく

②飛行機、新幹線、特急など、切符の手配ができるようにインターネット予約の会員になっておく



まぁ重要なのはこの2つですかね。


②は「私は何時間立ちっぱなしでも大丈夫ですよー」という人は気にしなくていいんですけど、


僕みたいに「座りたい」「座席は窓側がいい」みたいな人には重要なポイントです。


新幹線はJR東海の「EXPRESS予約」がもう命です。


座席指定もできますからね。これは便利です。



あとは…




遠距離介護のポイント2


それなりの現金を常に用意しておくこと。




遠距離介護してると、何があるかわかりませんからね。


まぁ今回は親戚の急な葬儀ですけど、


母自身が倒れることだってあるわけですから。


お金がないので行けません。って訳にはいかないですからね。


パッと現金が必要になります。


今回は、往復の交通費で3万円。香典は母+僕で3万円。果物カゴも出したので2万円。


さらに帰省することで、通常なら使わなくていいお金も使いますから、


10万円は軽く飛んで行きます。


それぐらいはキャッシュで置いておきたいものです。



遠距離介護のポイント3


実家に衣類一式置いておくこと。




今回は喪服が必要。


喪服は着て行くとして、私服がないと、丸亀にいる間、ずっと喪服であちこち行かなければいけない。


近所のスーパーにも喪服ってイヤですよね。


今回は葬儀でしたが、通常時、会社から直接スーツで行くことだってあります。


じゃあカバンに私服を入れて持っていけば。と思うかもしれませんが、


カバンがすごく膨らみます。


Gパン、Tシャツ、セーター、トレーナー、


冬場は、ジャンバーとか必要ですからね。


あとは靴。


革靴で買い物もキツいですからね。


スニーカーが必要です。


もう何十回と帰省したので、いっぱい揃いました。


夏用冬用…すべて揃っています。



まぁ…とにかくお金が必要だということです。


遠距離介護は交通費はみんな意識するのですが、


こういう地味なお金もすごくかかります。


髭剃りとかもないですからね。母ひとり暮らしだと。



最後に


遠距離介護のポイント4


それら買い揃えたものは、親の目の届かないところに隠すこと。




久しぶりに帰省すると、ぜんぜん無いんです。あれもこれも。


しまわれてしまうんです。


置いてあった場所から動いてしまっているんです。


母は「触ってない」と言い切ります。


でも犯人は母です。母しか住んでいないんですから。


「どこにしまった?」と聞いてもムダです。


だって認知症なんですから。聞くほうがおかしい。


必死で探します。毎回。


大きな金庫でもあればいいんです。


でも大きな金庫なんかすごくイイ値段がします。


で、


僕が考えた名案。


スーツケース!


スーツケースって大きいし鍵もかかりますよね。


スーツケースもそこそこいい値段はしますが、金庫と比べると安いもんです。


Gパンをどこかのタンスの奥にしまわれると見つからないですけど、


スーツケースは仮にしまわれても、目立ちますから。


これは名案でした。特許とりたいくらい(?)



いかがですかね?ポイント4つ。


実践しないと気づかないポイントだと思いますが。どうでしょ?




※葬儀でのバタバタ劇は次回。

 

 

 

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