うちの母は、今年になって認知症と診断されましたが、先生に言われるまで、正直全く気づきませんでした。


TVに話しかけていても、暫くは、あぁいつもの・・・と思っていました。


理由は、昔から、大ボケをかましていたからです。


たぶん学校時代の成績も悪かったんだろうと思います。


石油を入れる電動ポンプが動かない!と言っているので、


乾電池を確認すると、+と-を逆に入れていたので、


お母さん逆やでというと、


真顔で「+と-が逆でも動く」「今まで動いていた」と言ってましたからね。


なぜこれで今まで生きてこれたのかが不思議。


この話がまだ5年くらい前で、仕事をしていたころの話ですからね。
 
 
 
それにお金に無頓着すぎて、


読んでもわからない電気の専門書みたいな難しい雑誌を定期購読したり、


父が心筋梗塞で倒れた直後に「ガン保険」に加入したりしていました。
 
 
 
確率低すぎるだろ!
 
 
 
これも認知症と診断されるずっと前です。
 
 
 
究極は、


37万円の「水道水がおいしくなる」という機械の購入。


僕が知ったときは時すでに遅し。契約済み。


「そんなんウソやて!」といくら言っても聞かず、


しかもその機械が、水道管の中に埋め込むものだから、見ることができないという、


もうこれ以上ないぐらい怪しいものなのに・・・。


結局ローン支払ってましたね。毎月。


売った人を探しましたが、事務所の電話は「もう使用されていません」でした。


後に新聞で、「37万円で水道水がおいしくなるという詐欺に気をつけましょう」という記事を見つけました。


そのことを母に言っても、「水道水がおいしくなったからこれは本物や!」と言い張ってました。


10年以上前の話です。
 
 
 
あれも10年ぐらい前かな。


父のお兄さん(叔父)が亡くなったときに、


母は「このたびはご愁傷様です・・・」


と、生きている別のお兄さんの家に電話しちゃったことがありました。


あれは焦りましたね。


「それはお互い様ですね」って言われたとか言われなかったとか・・・。


理由が、それがヒドいんです。


亡くなった方のお兄さんの名前を僕が正しく伝えたのに、


母が電話番号を調べようとしたけど、そのお兄さんの電話番号がわからなくて、


別のお兄さんのが見つかったので、


あぁMotoakiが間違えてるんやわ。と思って電話したと・・・。


その思考回路がもうわからん。
 
 
 
 
 
もともとこういう人でした。


だから本当に確認したいんです。


「いつから?」って。


 

 

 

          \moto/
 

 

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