3日前、ヘルパーさんからメールがあった。


「15日に敬老会があります。お母様が行きたいとおっしゃってます。会場まで歩くと30分です。ケアの時間と重なるのでどうしましょうか?」
 
 
 
なんだ?


敬老会って?
 
 
 
母に電話。


母「回覧板に敬老会があるって書いてあったから、行かなアカンねん。」


僕「回覧板に書いてあったって、行かなアカンことはないやろ。」


母「そうかな・・・」


僕「第一、どうやって行くんや?遠いのに。」


母「そうやな・・・」


僕「やめとき。」


母「わかった。」
 
 
 
翌日。


またヘルパーさんからメール。


「お母様が敬老会に行きたいとおっしゃってます。いかがいたしましょうか?」
 
 
 
えっ?まだ言ってるの?
 
 
 
「それなら昨日母と話し合いまして、行かないということになりました。回覧板を見て、大げさに思ったようです」


「いえ、これは丸亀市から案内状が届いたもので、回覧板ではありません。実際に案内状をお預かりしています」と。
 
 
 
えっ?


話が全然違うなぁ・・・。
 
 
 
「すみませんが、その案内状を写メに撮って送ってください。内容を見たいので」とメール。


すると返ってきたのがこの写真。



認知症でひとり暮らしの母の介護
 
 
 
なんだ。丸亀市が75歳以上の老人全員に送っているものか。


小学校の体育館でやるものなんて、どうせ誰かの話を聞いて、踊りとかを見せられて、ショボいお土産をもらって帰ってくるレベルだろう。


つまんなそう。
 
 
 
母に電話。


僕「これは行かんでもエエんちゃうの?エラい人の話聞くだけやで。暑いのに。遠いのに。」


母「そうやな。ヤメとくわ。」
 
 
 
すると前日の夜になって、またヘルパーさんからメール。


「どうしても行きたいので、私から息子さんを説得してくれと言われ困っています。」
 
 
 
もう!


なぜこんなもんにそんなに行きたい!


それになんか僕が無理矢理止めてるみたいじゃん!
 
 
 
そこに母からちょうど電話。


母「向かいのXXさんもいっしょに行こうと言ってくれたから、いっしょに行くから、行ってもエエかな?」
 
 
 
・・・。


わかったよ。
 
 
 
 
 
 
 
そして当日。


夕方の帰ってきた頃に電話したら、


暑い中を片道30分くらい歩き、


暑い体育館の中で、


地区の敬老会長?みたいな人のつまらない話を永遠と聞かされ、


よくわからない「今後の老人のありかた」のような講演を聴き、


まんじゅうを2個もらって帰ってきたとのこと。
 
 
 
お母さんどうだった?


そりゃさぞかし楽しかったことだろうね。


僕があれだけヤメとけと言っても、


あれだけ行きたいと言ったのだからね。
 
 
 
母は「足が痛い」と言っていた。

 

 

 

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