2025年、

宇宙ホテルの建設開始

 

 

2027年の開業を目指す!

 

 

 

 

 

 

リング状の建造物を回転させて

月と同程度の重力を生み出すという

 

 

 

開発を計画しているのは

米企業Orbital Assembly Corpration

 

 

 

 

このリング状の形に見覚えは

ありませんか?

 

 

 

1968年4月6日に

アメリカで公開された

2001年宇宙の旅』に

 

 

 

登場する、

宇宙ステーション5

にそっくりなのです

 

 

 

宇宙ステーション5

小説版では、直径300mのリングが二つ組み合わさった形状をしており、軸部分にドッキング・アームを有する開口部を有している。リング部は一分間に一回転し、遠心力による人工重力を生み出している。
なお、宇宙機がステーション内に進入する際、映画版では宇宙機側がステーションの回転に姿勢をシンクロさせているが、小説版では軸部分がリングとは逆方向に回転し、相対的に回転を打ち消している。

 

 

 

 

 

難解な映画ですが、

美しい音楽に魅了されたのを

はっきり覚えています(日本版)

 

 

 

リヒャルト・ シュトラウス

『ツァラトゥストラはかく語りき』

 

ヨハン・シュトラウス2世

『美しき青きドナウ』

 

 

 

 

さて、2001年には実現せず

60年近くたった現在になって

 

 

 

ようやく現実味?を帯びてきた

一般人の宇宙の旅は、

 

 

 

いかになるのでしょうか?!

7年後が楽しみです

 

 

 

スペースX 「Hopper」

 

 

 

1950年代に描かれたロケット

 

 

 

1週回って元に戻ったデザインです

 

 

 

 

私たちが使う、塗料も戦後75年で

大きく様変わりしています

 

 

 

今日は、塗料の歴史を

ひも解いてみたいと思います

 

 

 

 

 

まず、日本最古の

塗料と呼ばれるものは、

 

 

 

紀元前7,000年前

北海道南芽部町「垣の島B遺跡」で、

黒漆と赤漆で塗られた椀が作られました

 

 

 

 

 

607年には、法隆寺の

堂塔木部に『丹塗り』が施されました

 

 

 

丹塗りとは、

鳥居でおなじみの朱色で

 

 

 

水銀(水銀朱)・鉛(鉛丹)・鉄(ベンガラ)

という系統に大別されます。

 

 


金属を主成分とすることから、

視覚的な意味合いに加えて、
虫害、腐食から部材を保護する

役割もあります

 

 

 

現在、広島では宮島の

大鳥居が改修中で、

 

 

 

ちょうど、本日行ってきたところです

 

 

 

丹塗りも施工されて

綺麗な朱の大鳥居が

復元される事でしょう

 

 

 

 

 

 

 

752年には、

人工顔料「緑青」を開発

赤丹塗りから100年で

青い塗料が登場します

 

 

 

 

 

LEDでも赤色は1962年に

発明されましたが、青色が

発明されたのは1993年の事でした

 

 

 

 

ぐっと年は過ぎて1854年に

ペリー特使が黒船で来た際に

油性塗料を持参してきました

 

 

 

 

 

 

 

漆職人の町田辰五郎が、

米艦アンダリア号よりペンキを

入手し、初めて洋式塗装をしたのです

 

 

 

1874年には、

茂木春太と弟の重次郎が

塗料の研究を開始

 

 

 

 

1880年になり茂木兄弟によって、

国産原料による塗装現場で

希釈する必要がないペンキが

完成しました

 

 

 

 

翌1881年には、

私もお世話になっている

現「日本ペイント」(光明社)を設立

 

 

 

 

1888年

「大日本塗料」の前進となる

阿部ペイント製造所が創立

 

 

 

大日本塗料は、

こんなに歴史のある

会社だったんですね

 

 

 

この頃、

現在の取引のルーツ定価格表に

「特約販売店には、割引、1缶以下、1割増」

が用いられました

 

 

 

 

1917年には、「日本特殊塗料」や

「山本窯業化工株式会社」、「中国塗料」

カンペでお馴染み「関西ペイント」など

 

 

 

名だたる塗料メーカーが

続々と誕生していきます

 

 

 

防水材や遮熱塗料で

なじみの深い日本特殊塗料は

航空機分野を事業の主力として、

零戦」などにも塗装されました

 

 

 

 

 

太平洋戦争の直前には、

411か所あった塗料メーカーのうち

305工場が共催的に工場整理され

 

 

 

太平洋戦争による

アメリカの空襲によって、

日本国内の塗料工場数は

69カ所だけになってしまいました

 

 

 

 

当店が、よく採用している

現ダイフレックス(恒和化学工業)や

ロックペイント、スズカファインは

戦後に誕生した塗料メーカーです

 

 

 

住宅用塗料メーカーとして

人気の高い「SK化研」は、

四国化学研究所として

1955年に創業しました

 

 

 

1940年代中期からの

建築ラッシュに合わせて

塗料の発展は目まぐるしいものがありました

 

 

 

フッ素樹脂塗料や光触媒も

このころに開発されていました

 

 

 

平成に入ると、超高対候塗料や

環境やエコを前面にうちだした

塗料が発売されるようになります

 

 

 

現在の塗料の特徴は、

下記の性能を組み合わせた

機能性塗料が主流です

 

  • 遮熱  熱を反射します
  • 断熱  熱を遮断します
  • 防音  音を遮断します
  • 消臭  化学反応などで臭いを消します
  • 防水  雨漏りなどを防ぎます
  • 防カビ 薬剤を添加します
  • 防藻  防カビ同様
  • 抗菌  コロナ過で注目を浴びています
  • 防汚  塗膜を親水性にして雨で流します
  • 低環境負荷 SDGs(廃棄物やゼロカーボンなど)
  • 静電気防止 ほこりや汚れを寄せ付けません
  • 透湿  外壁内側の湿気を通しません(膨れ防止)
  • 耐候性 無機やフッ素、シリコンなど

 

 

 

塗料の歴史について

書いてみましたが、いかがでしたか

 

 

 

現代塗料が開発されて140年

機能性や対候性は大きく

進歩していますが

 

 

 

140年間、変わらぬ技術で

職人さんが現場で、刷毛や

ローラーで塗装しています

 

 

 

令和になり、塗装現場は、

大きく変化していくのでしょうか?

 

 

 

それとも塗り替えの必要がない

外壁材が発明されるのでしょうか?

 

 

 

現場塗装は、近い将来

必要がなくなるのでしょうね

 

 

 

ではでは、また明日

 

 

 

 

 

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