「風船で空を飛ぶ」

巨大風船を使って空を飛ぶ

驚異のスタントが行われた。

 

 

 

 

風船で空を飛ぶ YouTube originals

ムービーの2時間当たりからフライト開始

 

 

 

2020年8月31日 

アメリカのマジシャン、

デビッド・ブレインさんの挑戦。

 

 

 

 

 

 

これは最早マジックではない

彼は、スタントマンであり

冒険家でもあるようだ。

 

 

 

 

そして、24,800FT(約7,600m)から

落下してパラシュートで地上へ帰還。

 

 

 

 

 

人生、このままじゃ、終われない

を、キャッチコピーに大ヒットした

ディズニー映画を思い出します。

 

 

 

 

空を飛ぶゴム風船は、空気より軽い

ヘリウムガスを充満させて空へ

高く舞い上がります。

 

 

 

風船に空気やガスを入れると

膨らんでいきますよね?

 

 

 

これは、可塑剤と呼ばれる

プラスチックを軟化させる

添加剤を加えて膨らみやすく

しているからです。

 

 

 

もっとも、一般的な風船は

ラテックス(天然ゴム)から

作られているので可塑剤の

添加はありません。

 

 

 

 

このプラスチックを軟化させて

伸びやすくするための添加剤

「可塑剤」は、住まいの外壁にも

よく使われているのです。

 

 

 

先日の記事にも書きました

塩ビ鋼板や塩ビゾル鋼板の

表面に張ってある「塩ビシート」

 

 

 

サイディングの目地に充填する

シーリング材(コーキング材)にも

可塑剤が含まれるものがあります。

 

 

 

ハウスメーカーさんの

外壁パネルのジョイントの

ガスケットにも可塑剤が含まれる。

 

 

 

この可塑剤は、雨漏りやひび割れ

表面の保護などにはとても役立つ

物なのですが、塗装する事によって

 

 

 

添加材が塗料の方へ移ってしまい

新しい塗膜を軟化させてしまいます。

 

 

 

ALCパネルの外壁です。目地が黒く汚れています。

 

 

 

塗膜が軟化するとベタベタして

ホコリなどの汚れがつきやすくなり

取れにくくなるのです。

 

 

 

そのメカニズムは、この図を参照下差し

 

 

 

 

サイディングやALCパネル、

ハウスメーカーの外壁パネルを

塗装するときは、打替える

 

 

 

シーリング選びやガスケットの

防汚対策をしなければなりません。

 

 

 

先日の記事のような、塩ビ鋼板は

専用のプライマーを、下塗りに

使用する事で可塑剤の移行を

抑えることができます。

 

 

 

 

ALCパネルや、サイディング目地の

シーリングは、低汚染(ノンブリード)の

物を使用します。

 

 

 

ノンブリードと書いてあっても

可塑剤がゼロの物は少なく、

一定量の可塑剤が添加されています。

 

 

 

その為、シーリングの打替えを

する際は、高性能で可塑剤ゼロの

シーリング材を使用して

しっかりと硬化するまで

養生期間をおいてから塗装します。

 

 

 

 

ハウスメーカーさんの外壁パネルの

パッキン(ガスケット)は、可塑剤が

多く含まれているものが多いです。下差し

 

 

 

これをそのまま塗装してしまうと

間違いなく可塑剤が移ってしまい

ホコリやゴミが付着して汚くなります。

 

 

 

これを防ぐ為には、やはり下塗りが

大切になってきます。

エポキシ系の下塗りをして可塑剤の

移行を遮断してやるのです。

 

 

 

この事は、

意外にも知らない業者さんが

多い事に驚かされます。

 

 

 

相見積もりのお客様に、施工説明を

させていただくと、ビックリされて

どの業者さんからも、その説明は

受けなかったと言われるのです。

 

 

 

なので、

職人さんでも知らない人が多いです。

ハウスメーカーの担当者さんもです。

 

 

 

可塑剤の移行は、厄介なもので

一度、移ってしまって軟化すると

最悪、塗装のやり直しになる事も!

 

 

 

難しいですよね、

塗装業者選びって。。。

 

 

 

 

他社の見積もりの内容が

大丈夫なのか不安?!

 

 

 

いつでも、匿名でもご相談ください。

 

 

 

ではでは、また明日。

 

 

 

 

 

 

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