エアコンのつけっ放しは
本当に節電効果がある?
電気は、こまめに消して!
冷蔵庫は、開けたら直ぐ閉める!
エアコンは、部屋を出るなら消して!
母から、口うるさく言われて育った。
そんな方が多いのではないでしょうか?
しかし、最近ではエアコンは
つけっ放しの方が電気代が
安くつくらしい?と言われています。
その理由を、少しお話しします。
★エアコンは、電源を入れたときに
多くの電気を消費する。
エアコンはスイッチが入ると、
設定温度と室内の温度を調整
する為に、必死に稼働します💦
その為、多くの電力を消費します。
設定温度になると、穏やかな
運転に切り替わり消費電力は、
扇風機以下になります。
★エアコンのカタログから
電気代を検証してみた
右側の赤い枠の中に注目
消費電力(w)425
(110~780)と表記されています。
110と言うのは、最低諸費電力です。
780は、最大消費電力になります。
設定温度と室内の温度差が無い場合
110Wしか電力を消費しません。
しかし、スイッチを入れた時の
消費電力は780Wを消費します。
野村総合研究所のデーターで
エアコンを稼働させたときの
消費電力の変化のグラフを紹介します。
稼働してすぐに400Wまであがり
10分後には最大の780Wに上昇。
目標温度に近づくと下がっていき、
安定期に入ると200W以下で推移。
- 110W×1時間×電気料金(27円/kW)=2.97円
- 780W×1時間×電気料金(27円/kW)=21.06円
安定している時を約21円とすると、
およそ7倍もの料金差があります。
24時間つけっぱなしにした場合と、
12時間だけ稼働させた場合の
電気料金を比較してみます。
3回切ったりつけたりしたとして
安定期までの電気代は
21円×3時間=63円
- 24時間連続稼働した場合:約3(円)×24(時間)=72(円)
- 1日に12時間稼働した場合:約3円×11(時間)+63(円)×1(時間)=96(円)
消費電力の差はわずかです。