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3℃です。


「3℃は飯より本が好き」(略して「さんメシ」)

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└( 'ω')┘



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4冊目は、この本。

 

  著者:垣谷美雨さん

あらすじ。

離婚したい。でも、お金が無いーーー女を奴隷扱いする男たちとの決別を描く、ベテラン主婦のハッピー離婚戦線!決断は、幸福の始まりだった。五十代、女の再出発物語。

〈公式より引用〉






図書館でタイトルが目を引いて借りた本。モラハラ夫との決別と知らずに借りるという……(笑)。




本書を読んでいると、ざわざわする。いや、した(笑)。自分がたまらなくおかしいような感じ。ずっと自分は、何かから目を逸らし続けてる…。「何か」は分からないが、気づかないようにしてたそれに気づいてしまって、とにかく変。だって、分かっちゃったら結婚生活破綻しちゃうもの。



だから、原因不明のもやもやを感じる自分が変なのだ。これが世間一般の幸せなんじゃないか?と自分の違和感にフタをして忘れてた。それが本書を読んで、違和感が黒い影として再び現れた。



とりあえず「女の幸せ=結婚、出産」という、世間の枠と勝手に思い込んだものが、私を結婚へと焦らせた。でも実際は、「結婚」も「主婦」って立ち位置も、私の幸せにとってさほど重要じゃなかったってことだったんだろう……。でもそれは経験したからわかるんだ。結婚しなかったら、今猛烈に焦ってるに違いない( ̄▽ ̄;)




読んだ直後はもやもやしたが、本書を読んで幸せについて改めて考えるきっかけになった。終わりの方の主人公のように、誰かに寄っかかって生きてくのではなく(助け合いは別)、何かに隷属するでもなく、自分の甘さを痛感しながらひとりで立っていく。その凛とした姿が、未来の自分の姿であればいいと思う。




次は何を読もうか…
ではまた(*´︶`*)ノ