今日は、静岡市環境大学の東海大学海洋科学博物館での授業でした。
 館長さんからは、静岡市の川の特徴、川の魚の生態系や特色など、とても興味深い話をうかがいました。
 学芸員の伊藤さんからは、日本一深い2500mの深海「駿河湾」に生息するミズウオをもとにした、生態系や環境問題のお話しをうかがいました。
 貴重な「ミズウオの解剖体験」もさせていただきました。








 深海2500mのミズウオの胃から出てきた物。それが画像の物です。
 何か分かりますか?
 魚もあります。木の葉もあります。
 しかし、一番大きな物体はビニールです。
 白い物体は、発泡スチロールです。
 どちらも「プラスチック」です。
 ちなみに、このミズウオは、2013年に三保海岸に打ち上がったそうです。
 7年前の深海に、「プラスチック」がたまっています。
 プラスチックは、どんなに小さくなっていっても、分解される事はありません。自然に帰ることはないのです。
 海には、大量の「昭和・平成のプラスチックごみ」がたまっています。

 さらに「令和のプラスチックごみ」を流し込む事がないよう、一人一人が真剣に考える時だと思います!

 明るい未来のために!