Zoomのマルチエフェクター、特に廉価帯のMS(マルチストンプ、単体のストンプ型エフェクターサイズのマルチエフェクター)は、値段が1万円台という事もあり、人気です。
今年も
MS-200D+ ...歪系特化型
MS-70CDR+ ...空間系特化型MS-70CDRの後継機
MS-60B+ ...ベース用のMS-60Bの後継機
と発売されて、いずれも初回入荷分はすぐ売り切れてると思います。
去年発売のB2 FOUR(MSシリーズじゃないので、倍くらいに大きい)も、未だに店頭在庫は見ないくらい人気高いです。
なかなかハイペースで新商品投入して来るなあ。

MS-60B+は4月か5月に出たばかりで、今は店頭で見る事は珍しいと思います。
試奏しないで買うのはちょっとおっかないけど、店頭試奏なんていつできるのか。。

しかしどうも評判は良さそうなので、調べてみました。
エフェクターやアンプシミュレータの数が増えて、音も良くなってるっぽい噂。
ですが、多分プリアンプやIR(キャビネットシミュレータ)の追加が大きそう。
特にIRは、ピッキングの強弱で立体感を再現するという、ZOOM独自のマルチレイヤーIRが売りだと思います。
これまでにマルチレイヤーIRが搭載されてたのはG2 FOUR/G2X FOUR、B2 FOURだけだと思うので、MSシリーズでは初だと思う。

前にも多分書きましたが、ギターの場合はアンプからマイクで拾ってミキサー卓に行くのが一般的ですが、ベースの場合はベースからDIに行って、DIからアンプとミキサー卓に分けて送られるのが一般的です。
ベース→DI→ベースアンプ
︎◼︎ ◼︎ ◼︎ →ミキサー卓


ベースはレコーディングでもラインで録る事が多いと思います。セッティング楽だし。
(アンプ通す人も少なくはないはず)
ですので一般的に、ギターよりベースの方がライン(アンプを通さない)での音作りが、より重要になります。

確か前にも書いたけど、今持っているNUXのプリアンプは、バランスアウト(所謂キャノン)とアンバランスアウト(普通のシールド)それぞれにIRをオン/オフ出来るのが良い所で、
・アンバランスアウトにはIRをかけずに、アンプに繋ぐ
・バランスアウトにはIRをかけてミキサー卓へ
という事が可能。
NUX-(IRなし)→ベースアンプ
︎◼︎ ◼︎  -(IRあり)→ミキサー卓

MS-60B+には、バランスアウトはないんですが、ステレオアウトになっていて、Rは出力ポイントを変更出来て、IRの前から出力する事が出来るようです。
ミキサーに送るにはバランスで送る必要があるので、DIを経由する必要はありますが、まあやりたい事は出来ます。
MS-60B-(IRなし)→ベースアンプ
︎◼︎ ◼︎ ◼︎ -(IRあり)→DI→ミキサー卓

接点が増えるのと、ライブハウスのDIの品質に左右されてしまうのが欠点ではあります。
(DIでも結構音が変わるし、ピンキリなんですよね)
昔ちょっと良いDI持ってたけど、もう音楽の仕事しないだろうから使わないと思って、確か保本さんにあげちゃったんだよなあ。


MS-60B+を入れて NUX を抜くのか、単純に足すのか。
まあ音が良ければ何でもよしなんで、音を聞いてみないと何とも言えません。

結論使えそうな気はします。
昨日で期限切れになる1,000円引きクーポンがあったので、イケベのポイント約2,000円分と併せて、購入しました。
まあ正確には息子の機材貯金で、息子が買ったんですが。
(私は相談役かつ実行犯w)

6月入荷分の予約で、入荷待ちです。