エフェクターボードの一番最後、NUXのプリアンプのアウトプット部に、ケーブルが若干挿しにくいのが気になってました。
ラインアウトは上側、DIアウトは左側についてます。


公式から拾って来た、左上から見た写真


---なるべく簡単な説明
一般的にライブハウスでは、ギターはマイク立ててマイクで拾いますが、ベースはDI(ダイレクトボックス)にケーブル挿して、そこからアンプとミキサー卓に分岐して送られます。


つまり、アンプの音はミキサーを通らず、ミキサーから外のスピーカーに出るのはアンプを通る前のラインの音です。
で、このDIからミキサーへは、ノイズに強いXLRという規格の3芯のケーブルで送られます。(3芯と言っても、実際には2芯プラス外側のシールドがGNDの事も多いと思う)
XLRとはいわゆるキャノン、マイクケーブルですね。

で、ベース用プリアンプにはLINE OUTの他にDI OUTとしてXLR出力も付いているものが、多くあります。
DIを使わずに、ここから直接卓に送れるわけですね。
でもまあ、普通は接点が減る以外にそんなにメリットもないと思うので、使わない人も多いと思います。

しかしこのNUXのプリアンプの場合は、アンプ向けのLine OutにはIR(キャビネットシミュレータ)をオフ、DI Outにはオン、という使い分けがスイッチで出来るので、積極的にDI Outを使って行きたいと思います。
(普通に考えれば、アンプに挿す時のLine Outは、キャビネットに向かう訳だからIRはオフで良いんですが、理屈より耳で全て判断するようには、いつも言ってます)
---説明ここまで

ほんで、こういう「エフェクターボードの最初と最後に挿しにくい問題」の解決に使われるのが、ジャンクションボックスというものです。
こんなの
これは、InとOutやLとRの2系統のPhono端子を、横から接続するエフェクター類に、上からアクセス出来るようにするものですね。

いつもスイッチハットでお世話になってるLagoon Soundさんは1系統の安くて軽いのも作ってます。
なんと39g

でもですね、XLRのジャンクションボックスて、探してみても殆どないんですよね。
Phono XLR各1の、横から受けて上に出せる小さくて軽いジャンクションボックスがあったら買おうかと思ったんですが、見つかりません。

売ってないなら作っちゃう?