いよいよ音の配線をやって行きます。


まずは、ジャックのグランド線(スレーブ端子、アース、マイナス)を数珠繋ぎに繋ぎつつ、仮組みして行きます。

真ん中のジャックは、最後に入れます。



次にホット線(チップ端子)を、スイッチに近いところから各端子に繋いで行きます。

ケース自体もグランドになってるので、ホット線がケースに接触したら音が出なくなります。怪しいと思った箇所は絶縁処理します。綺麗にしたかったらグルーガンで固めますが、ビニールテープ巻くだけでも十分だと思ってます。(何年も経つとベタベタしてくるかもだけど)

右下のオープンタイプのジャックは、特にケース内側に当たらないように注意。


真ん中辺りのジャックは端子を曲げます。


端子を曲げた事で、ここでようやく真ん中のジャックが入ります。



真ん中のジャックを入れるのは一苦労でした。

なんとか入った後も、近くのジャックがコイツに干渉してちゃんとプラグ刺さらない、と言う事もありました。

ボックス型ジャックでも、完全に密閉型ではないので、プラグ挿すと少しプラグが中側に飛び出すんですね。これが想定出来てなかったのです。

ニッパーでボックスのプラスチックの一部を切り取って、何とか修正出来ました。



ちょっと難しい事書くと、ケース自体もグランドになるので、ジャックの端子がケースに触れる事でもアースされる為、グランドループ(グランドがループを作ると、アンテナの役割をしてノイズになる電磁波を拾ってしまう)を避ける目的で、グランド線を最後に繋ぐ真ん中のジャックは絶縁ワッシャーでケースに直接触れないようにします。

まあ、あんま意味無いと思いますが。


テスターで動作確認したら配線完了。

まだもう少し作業があります。多分次回最終回。