最近は息子の機材ばかり買ってますが、久しぶりに自分用のものを買いました。
まあ、人前で弾く予定もバンドやる予定もなく、修行僧の様に黙々と練習してるだけですが。

練習用のヘッドホンアンプ的なのを探していて、GIB(横浜のベース専門店)の嵯峨さんがアンプシミューレータ(というかIR、Impluse Responseの略で、空間の音響特性。つまりはスピーカーキャビネットシミュレーター)をベタ誉めしてたNUXのプリアンプを検討してました。
NUX(ニューエックス)は中国の新興メーカーですが、最近結構名前聞く気がします。

プリアンプだけどヘッドホンアウトが付いてます。
練習用のヘッドホンアンプにはオーバースペックだけど、息子が宅録とかライブハウスで演奏するときに、これをシミュレータだけの為に使うのも良いかもな、という考えもあったんです。
(ライブハウスではベースアンプからも音を出すけど、ベースはラインでミキサー卓に送って、ライブハウスのスピーカーからはその音が出てる事が多い。ので、ベーシストはアンプの前のラインの段階での音作りがとても重要。ギターはアンプの音をマイクで拾ってて、ラインで卓には来てないのが普通。)

でも2万超はな~、と思いとどまって、最近は息子が使ってないマルチエフェクターのヘッドホンアウトから練習モニターしてたんです。
(ずっと生音だけでやってたけど、モニターしながら練習したら粗が目立って良かったので、最近やり方変えた)
で、とりあえずヘッドホンだけ新調してました。

5,000円以下は品質が怖い(個人の思い込みです)ので、それ以上でなるべく安く、でAKGで探してみました。
AKGは概して空気感が素晴らしいと思うんですが、コイツはそれが悪く出てリスニング用にはいまいち中高域がごちゃっとしてる気がするけど、練習用モニターには十分。


しかしつい最近、追加でコイツを買ってみました。
前述のプリアンプと同じ NUX 製。こちらも嵯峨さんが最近激推ししてたもの。何しろこれは手軽。シールドも電源ケーブルも要らない。(充電は必要だけど)
楽天とかアマゾンでもっと安く出てる場合もありますが、GIBが12%オフやってたので、こっちのが安かったんです、買った時は。
(ちな、GIBはLINEで友達になると10%オフクーポンコード貰えますので、それ使っても9,000円切ります。)


ギターに装着するタイプのヘッドホンアンプはこれまでにもいろいろ出てますが、前述のシミュレータ機能が、こいつも同様に秀逸らしい。


で、届きました。


付属のアプリ



BTで接続したスマホのアプリから細かい設定が出来ます。


アンプシミュレータは13種類、うちベーアンは4種類(AGL,Starlift,MLD,Stageman)。

IRは19種。

歪み系エフェクターは結構あるけど、コンプが1種で掛かりも貧弱。

モジュレーション系とディレイ系とリバーブもある。使わんけど。

ノイズもそこそこあるので、多分オーディオインタフェースとしてちゃんとしたレコーディングには耐えられないと思う。

でもまあ、練習には十分でしょう。

結構モダンな音も作れました。


メトロノームも、多分ドラムパターンも付いてるけど、好みのメトロノームアプリでも音楽ライブラリでもYoutubeでも流せば、BT経由で流れて来て楽器音と一緒に聴けます。

一応オーディオインタフェースとしても使えるらしいけど、そこそこノイズがあるのである程度ちゃんとしたレコーディングには不向きかな。
ちょっと録ってみる分には手軽で良いけど。


物理ボリュームが無いけど、スマホのボリュームと楽器本体のボリュームで調整すれば、そんなに困らないです。


何しろ手軽なのは良いですね。

無駄に歪ませて「燃える朝焼け」のリフ弾きたくなるw