今回は、ゼファー750のとことん整備です。
最近、多く紹介していた不動修理ではなく実働車ですが、オーナーが18歳で購入し、
大事に所有、乗ってこられた車両です
調子は悪くないが、走行距離も80,000kmを越え、足周りや、キャブレター、エンジンも
クラッチハウジングの音が出ており、とことん整備でリフレッシュしていきます!
ついでに外装もリペイントするので、外装は外し、塗装へ送ります。
まずはキャブレターから作業スタートです。
おそらく今まで一度も分解していないと思われます。
フロートパッキンからガソリンの滲み、各部汚れも溜まっています。
スロットルバルブ周辺もコテコテに汚れていますね
実働車なので、フロートの内部はそこまで汚れていませんでした。
分解し、洗浄していきます。ジョイント部のOリングは、外した段階でボロボロと割れていきました
やはり、使用できていてもゴム類は確実に経年劣化していますね。Oリング類は全て交換していきます!
キャブレターの組付が完了しました。最初の画像と比較すると分かりやすいですね
インシュレーター、エアクリーナー側のジョイントも交換。
これらも硬化、ひび割れが発生していました。
このゼファーの年式が1991年なので、もう32年前になり各部リフレッシュや、
オーバーホールの時期が来ていますね
キャブレターを取り付ける前にタペットのチェック、調整をしておきます!
クリアランスが基準値より、狭い箇所が1か所、広い箇所が3か所ありました。
ゼファーはインナーシムの為、タペット調整時は、テンショナー、カムシャフト周りを
外す必要があります。
二度手間にならないようクリアランスの確認、シムを選定し組付けします。
タペット調整完了。キャブレターを組付けし、足周りの作業へ移っていきます!
また次回、ご紹介していきます
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