今回は、少し変わり種？なCB750Kの納車整備のご紹介です。
車両はこちら。CB750F系エンジンの元祖です！
弊社でメンテナンス、外装塗装や、ウオタニＳＰ２取付など作業させていただいていた車両で、
調子は問題ありませんが、納車前に一通りチェック、整備していきます。
右側カバーを外し、ACGをチェック。
ブラシを使用した方式のため、ブラシが摩耗してくると、充電不良をおこします。
ローターの抵抗値、ステーターコイルの導通もチェックし、問題なし。
充電電圧もばっちりです
前後ホイールも外し、ベアリングのチェック、
リアブレーキシュー、フロントキャリパーパッド残量のチェックと、清掃、グリスアップして組付けます。
エンジンオイル、エレメント交換。
ブレーキフルードも交換します。
プラグ交換。ウオタニがついているので、プラグギャップは指定のギャップに調整します。
フロントスプロケットもチェックと、グリスを洗浄します。
カプラー類も外して、焼け等チェックします。焼けが出ていても
作動していることもあるので、油断できません
同調調整、マフラーは、CB750F用のヨシムラサイクロンをステー位置を加工して取付！
完成です！
クラッチハウジングのダンパーラバーも交換してあり、F系に多いゴトゴトというクラッチ周りの音もほなく、快適な乗り心地です！
リアのテール周りが、個人的に好みです
(キヨスケ)