早速キャブの中を見てみると~
腐ってます・・・
ガソリンが見事に緑色・・・
ここまで劣化するには1年ぐらいかかるかと思います・・・
長期間乗らない場合はキャブのガソリンを抜くのが良いと思います。
いつものようにキャブクリーナーに漬け込んで綺麗になりました。
幸いニードルジェット、ジェットニードルの腐食も少なく再使用。
純正部品がもう出ませんのでなるべく腐食させないように気をつけたいところです。
パッキン交換して組み立てて完成。
スロットルバルブの同調を点検、調整。
車体に付けてからでは作業が大変ですので・・・
車体にキャブレターを取り付け。
スロットルの全開位置、オイルポンプ、YPVSなど点検。
そしてもう1つ気になるところをチェック。
エアージェットのソレノイドバルブ。
3MAはメインエアジェットをソレノイドバルブを使って可変させます。
バルブが動いていないと不調につながります・・
電源をつないで動きを見ます。
片側のバルブが腐ったガソリンのせいで動きが悪くなっていました。
洗浄して復活!!
これで始動性の悪さが解決するかもですね~
各部点検調整を済ませ、ギヤオイル、冷却水を入れてエンジン始動!!
始動性も悪くないですね~。
エンジンが暖まるとクランクケースのブリーザーパイプから
オイルが出て来るとの事でしたので早速試乗。
久しぶりの3MAはとても気持ち良く走ってくれました~
この車両はチャンバーが装着されているのもあって
7000rpmからの加速が気持ち良い!!
やはり2stは手放せませんね~
十分試乗しましたがオイルが出てくる事もありません。
最初にギヤオイルを抜いた時、明らかに規定量の900cc以上入っていたので
それが原因だと思います。
車体廻りも特にすぐ作業するべきところが無いので完成です。
タイヤが古いので次回はタイヤ交換ですかね~♪
これでI様の3MAはひとまず完成です!!
続いてご友人の3MA(抹茶オレ)の作業を進めていきます。
そちらの報告もお楽しみに~☆