今年の始めにご契約いただいたK様のKZ1300。
急がないから。とおっしゃっていただき
そろそろやらなきゃと思っていたらもう三月も後半・・・
いよいよKZ1300の作業開始です!!
水冷の6気筒!!
同じ6気筒でもCBXとは違った迫力があります!!
CBXとの違いを伝えられたらよいなと思います。
現状を把握する為に早速外装を外してチェックしていきます!!
ブルーにオールペンされていますが
ノーマルマフラーでエアクリーナーボックスもちゃんとついているので
好感がもてますね~。
アメリカ帰りの車両はとかくうるさいマフラーと
パワーフィルターな事が多いのでこういった車両は貴重です。
ちなみにこの車両はKZ1300 A2。
1980年式になります☆
タンクを外して上から見るとこんな感じです。
想像以上にコンパクトなんですよ~
重くてバカでかいイメージがあると思いますが
デカさで言ったらCBXの方が一回り大きく感じます☆
エアクリーナーボックスとキャブを外しました。
エンジンを載せたままでキャブが外せる!!
当たり前って言えば当たり前なんですが・・・
いつもCBXを作業しているのでとても楽に感じてしまいます。
土偶みたいに見えますがキャブレターです♪
ツインバレルタイプのキャブに見えますが・・・
スロットルバルブは6個あります。
横幅を詰める為に二つのキャブを1つのボディーに納めた感じ?でしょうか?
こんなキャブ見た事無いですよね~☆
反対側から見るとこんな感じ。
見慣れて来ると可愛く見えてきませんか(笑)
後々オーバーホールしますのでお楽しみに☆
このアングルからみるとコンパクトなのが解るかな?
エキパイとフレームのクリアランスがキチキチですね~
この辺がCBXとの違いでしょうか?
おそらく6気筒でも極力横幅を狭くしようと試みたんでしょうね~
こんな感じに眺めているだけで設計した方々の
思いや苦悩が伝わって来るってすごい事だと思います。
この時代特有の未完成さや荒っぽさが私を引きつけるのかな~と感じました♪
破損箇所の確認や必要なパーツの割り出し、整備内容の決定など。
この状態でまずはおおよその作業内容を決めていきます。
続いてパーツの在庫確認。
純正部品がどこまで手に入るのか?
中古パーツはどの程度流通しているのか?
などなど整備に入る前に調べたり確認したりする事がたくさんあります。
部品の手配ができたらいよいよ実作業に取りかかっていきます!!
この車両もフレームはパウダーコーティングしますので全バラですよ~!!
エンジンも腰上を分解点検していきます!!
なかなか見れない作業ですのでお楽しみに!!!
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