Z1 T様 整備作業第3章 | moto-JOY Blog
皆さんこんにちは。モトジョイの愛澤です。

そろそろ夏の楽しみ8耐が近づいてきていてもたってもいられない今日この頃。

今回はT様のZ1とMK-Ⅱの作業報告をしたいと思います。


まずはZ1の方からです。

ずっと待っていたこの部品が先日やっと入荷しました♪



なので早速取り付けました。



なかなかガスケットがはがれなくて少し苦労しましたが、
問題なく取り付けることができました。

これですべての部品がそろったので
T様もうしばらくお待ち下さい。

キャブレターも前にOHしてあったものを組み付けて
あとはエンジンをかけてみてキャブなどを調整します。



キャブレターの中はもちろんジェット類やホルダー、
ニードルなどを洗浄・点検してきれいな状態で保管してました。


さてお次はMK-Ⅱです。

前回クランクケースがくっついたまでは報告しました。



今回はいきなり車体にエンジンが乗っちゃいました♪

Z系のエンジンはこの状態で車体に乗っけても
作業ができちゃうという利点があるんです。
もちろん単体で作業するよりも少しやりにくいう部分も
あるんですが、一人でエンジンを積むには最適な方法なんです。

クラッチの組み付けに入ります。



車体に組み付ける前にクラッチが焼けてないか、
クラッチ板が磨耗してないか確認します。

これは焼けてなく磨耗の程度も酷くないので再利用します。

たまに金属のクラッチ板に色が付いていたり、クラッチ板が激しく磨耗していたり、表面が硬かったりダストで目が詰まったりしていると走っているときにクラッチが滑ったり、つないだときに『ガ、ガ、ガ』とジャダが起こったりしてしまいます。

自分のバイクにこのような心当りがある方は一度確認してみてください。
もし自分じゃあちょっと分からないという方はお気軽にご相談下さい。

問題がなければ一枚一枚丁寧に組み付けていきます。



新品を使用する場合は組み付ける前に全部あわせてみて
ある程度高さを均一にしておきます。

なんでこんなことをするかは秘密です。

今回の報告は以上です。

他の車両も作業は行っていますので近い間に報告したいと思います。


それでは次回のアップまでさようなら。



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