大阪は最近選挙のニュースが沢山です。

毎回思うことですが、日本の選挙や政治の世界って、相手批判と相手がやろうとしている政策をストップさせることが目的化している感じがします。

肝心な、そのあと自分たちが何を目指すかについては漠然とした大目標や理想論くらいしか見えない。

どうせその後はどの勢力が主導権握るかで揉めるんでしょ?

とりあえず候補立てたとはいえ、初っ端に著名人に出馬打診してる時点で、この人たちには任せられないと感じるのは私だけかな?

で、目指すものを持ってる側も持ってる側で、今の大阪の雰囲気でそれが実現できるかどうかについてどんな認識を持っておられ、どんなロードマップを敷いて民意をえるつもりなのかしら?と思ってしまう。

正味、もう冷めてますよ。

都構想について、二重行政の解消 という点では個人的に大賛成。
物凄くわかりやすい賛成の理由は南港にいけば一目瞭然。

集中させるべき力がくだらない小競り合いで分散し、酷い結果になっている有様が一般市民の私にでもよくわかる。

市民としては大局よりも区が統合されて住所が変わり、愛着と歴史のある地名がなくなることと、行政サービスが悪くなるという幻想がネックになっているところがあるので、公約の実現を叫ぶんではなく、もっとやるメリットとやらないデメリットを言い続けることに集中した方がいいんじゃないかな〜と、ニュースを見ていて思うわけです。