師匠であるエブアンドフローの吉田さんから聞いた話です


釣りは『人間と魚の騙し合い』の歴史


リールやロッドは昔に比べたら遥かに進化し現在も新素材や加工技術や新しい設計が取り込まれ10年前は夢のまた夢であった巨大な魚も現実的に想定出来るようになりました


釣り人側の技術も日々磨かれ新しい釣り方も研究され広まって来ています


ルアーもそれに伴い進化し続けていてプラグもジグも従来のコンセプトを残しながらも徐々に内容を変えて進化しているように感じます


しかし何故?

ルアーが進化を続ける必要があるのか!?


タックルは進化して大きな魚とのやり取りやキャストやルアーの操作の時の釣り人の負担が軽減されロッドもリールも耐久性も向上し続けるというアドバンテージが大きな理由です


もちろん中には昔から変わらずロングセラーとなっているルアーもたくさんありますが


ルアーの進化が必要とされる理論は


魚が『ルアーを罠だと学習してしまう』事です


しかもその『学習内容』が魚の後世に伝わる事です


人間のように言語を使えず記録媒体を保管出来ない魚が何故ゆえ後世に学習内容を引き継げるかは不明ですが


きっと遺伝子に学習内容を刻み込み引き継いでいるんでしょうね


もしかしたら人間が知らないだけで魚も言語や記録媒体があるのかもしれないですが(笑)


とにかくざっくり言うと


同じルアー

同じ海域

同じ魚


これを続けると段々と魚が学習する傾向にあるのは間違い無いです


ロングセラーのルアーも昔ほど釣れなくなったりしてると思います


魚が減ったり回遊の関係で少なかったりもありますが


昔のルアーが釣れなくなって来るのは魚の学習能力でルアーを見切っている事が大きな要因です


なのでジャークを変えてみたり

プラグもジグもバランスを変えてみたり

という釣り人が出来る工夫と


新しい動き

新しい波動

新しいシルエット

新しいカラー


というルアーの進化が必要になるのです


プロトカラーの新しい狂鱗ホロのアンチョビットシャープ

きっとスレた魚からは『見た事無い』と認識されるでしょう
(※その効果はすでに認められているようです)

カーペンターミニイール

小さなベイトが大好きなカツオに膨張色であるホワイト系?

小西さんの意図が気になります(笑)