少し前の話になるのですけど東電から線下補償料が振り込まれました。

主に野村不動産のせいなわけですけど、色々とあって東電との交渉に時間がかかり、補償料に関する契約を交わしたのは今年の4月(普通は土地を買った年には契約を交わす)。

もらえるものをもらって一安心です。

 

我が家の敷地、そこそこの広さが高圧線下にあるので、線下補償料はなかなかにいい金額になります。

固定資産税を賄えるぐらいの金額なので、一度家を建ててしまえばタダで住めている(?)ようなものです。

 

ここで線下補償料とはなんぞやという話なわけですが、

 

高圧線下の土地は人気がなくて売れにくく資産価値が低い。電力会社のせいなのでそれを補填する、という趣旨で支払われるのが線下補償料です。

土地の広さ、評価額を元に算出されて、年単位でもらえます(2年に1回まとめて振り込まれる)。

 

不人気な理由は別記事に書きたいと思いますけど、国の決めた土地の評価額の補正率でも3割安になるぐらいなので、目安としては3割ほど安くなる感じでしょうか。

 

で、ここまで読んで、このブログを書いている私が補償される必要があるの? と思った方、いるのではないでしょうか。

私もそう思いました口笛

 

ある日突然、東電から電話が来たとします。「お宅の家の上空に高圧線を引かせていただきます」。

高圧線は道路とかと同じで、公共インフラであり、絶対に必要なものです。

だからと言って自分の土地の資産価値が激下がりするのも困るので、反対することでしょう。

そこで東電は言うわけです。その下がる分を補償しましょう、と。

 

これは高圧線を引かれる前から住んでいる住民の話です。

 

高圧線が引かれている土地を買う場合、資産価値が下がっているものを買うことになります。

その上、補償料をもらえます。

 

安く買えてその上毎年補償料ももらえるなんてラッキーじゃん。

そんな経緯もあって土地を買ったわけですけど、高圧線下の土地を買うことに対する不安がなかったわけではありません。

いや、むしろ大いに不安がありましたガーン

 

難しい土地だと思います。実際に不人気なので売りにくいようです。

この土地を選んだことが正解だったのかと聞かれると、なんとも言えない部分もあります。

が、今は素直に補償料をもらえたことを喜んでおこうかと思いますニコニコ

 

今回のポイント

なかなかに美味しい線下補償料。