引越しをすると郵便局に転送届を出すことが多いかと思います。各種サービスに登録している住所をさっさと変えればいいのですけど、それも簡単はいきません。タイミングの問題もあります。

 

住宅ローンを使って家を買う場合、引越し前に転居届を出すことになるでしょう。理由は登記に使う住所が登録時点で住んでいる住所になるからです。

登記に引越し前の住所を使うと、引越し後に新住所での再登録が必要になり、そこで余計な出費がかかります。なので、引越し前に住民票の移動だけを勧められます。

 

ちなみに厳密には住んでいないところに転居届を出すのは違法らしいのですけど、半ば黙認されているようです。

 

この方法を使った場合、引越し先の住所に役所からの書類が届くことになります。子供がいると子ども手当がどうとかで確実に郵送物が発生します。そもそも何がくるのか全く想像がつかず。

 

うちの場合、外構をやっていないので新居にポストがないですし、そもそも住んでいないところ送られても困ります。とにかくポストがないのが痛すぎますガーン

なので、ここで引越し先の住所宛のものは引越し前の住所に転送するようにしました。

 

転送届は「e転居」なんてのがありまして、ネットで登録ができます。郵便局に行かずに手続きが完了します。

 

そして引越し前、今度は逆の転送届を出します。引越し元の住所に届くものを引越し先に届くように切り替えます。

 

引越し先→引越し元がある状態で、引越し元→引越し先の申請を出したら無限ループしそうなものですけど、前の申請がなくなります。

 

2回目もネットでやろうとしたのですけど、不正対策なのかなんなのかよく分かりませんけど、ネットでは申請できませんでした。こちらに関しては最寄りの郵便局での申請となりました。

 

申請するとその設定が登録されるのが3日から7日かかります。うちは3日でした。余裕をもって登録するのをお勧めします。引越し直前にやると、住んでいない方に届く空白期間が発生します。

 

以上、これで隙なく転送の設定ができたと思ったのですけど、世の中そうもうまくはいかず。

 

「転送不要」の存在です。

 

転送不要となっているものは書かれている住所に届き、受け取られなければそのまま送り返されてしまいます。住所確認に使われるような郵送物だとこれが設定されているので、その場合は諦めましょう。大事なものでしょうから、あとから連絡がきます。

 

引越しが終わったら各種方面の住所変更が必要ですけど、これがまた大変です。少しずつやっていかないとガーン

 

今回のポイント

転送届は便利だけど万能ではなし