前回は小学校の先生の話でしたが、今回は中学校で出会った嫌な先生です。


私の入学した中学校は当時、非常に有名な「荒れる中学校」でした。


ヤンキーが闊歩し、無免で原チャ乗り回す輩もいました。授業中に廊下をロケット花火が飛ぶことさえ、ままあることでした。


そんな中学校の一年生の時のことです。


生物の教師で我々の前にあらわれたその人は、答えられない生徒がいるたびに、授業中しょっちゅう「だからお前らはバカなんだ!!」と罵り続ける方でした。


とにかく授業中、常にそんな感じで、入学してから半年くらいは、みんな萎縮していました。


私は悔しくて家に帰ってから母に悔し泣きをして、訴えたくらいでした。


まあ、とにかく一事が万事そんな感じなので、課目としての「生物」は好きでしたが、授業としての「生物」は大嫌いなものになりました。


しかし、半年もすると、子供たちが反撃に出始めました。


授業中、一斉に机を倒すことで、授業を妨害しはじめたのです。


生徒をバカだと罵り続けた先生は、やっぱり罵りましたが、それでも生徒は抵抗し、バカだと言われる度に机を倒し続けました。


その後、先生はそれが起きると職員室に逃げ、先生が授業をボイコットするようになりました。


その頃、私はあることに気づきました。


そう。


なんでこの中学校が「荒れる中学校」なのかです。


力や言葉の暴力で子供たちを押さえこもうとしたこんな先生がいるから、ヤンキーが続々と生まれるんだと理解しました…。


教師と生徒と言えども、人格を最初から否定するような態度の教師がいるから、生徒は反発することでしか、自らの人格を保つことができなくなるのだと…。


私たちが卒業後、その学校には大変有名な優れた教師が赴任され、「荒れる中学校」は「模範の中学校」と呼ばれるようになりましたが、教師の生徒に対する態度のあり方1つで、学校はこうも変わるものかと、驚いたことを思いだします。