ブログネタ:再放送してほしいドラマ 参加中NHK大河ドラマ「太平記」の再放送待ってます!
戦前タブーだった逆賊の足利尊氏を主役にした異色の作品。尊氏演じる真田広之さんの名演がピカ一でしたね(^^)。
鎌倉幕府最期の最高権力者・得宗家の北条高時演じた片岡鶴太郎さん、その補佐役で影の最高実力者・長崎氏演じたフランキー酒井さん、打倒鎌倉幕府を目指しす後醍醐帝を演じた片岡仁左衛門さん、尊氏のライバル・新田義貞演じた根津甚八さん、後醍醐帝忠臣・楠木正成演じた武田鉄也さん、文武に秀でた北畠親房演じた近藤正臣さん、その息子で武勇誉れ高き北畠顕家演じた後藤久美子さん…等などの熱演に毎週釘付けになりました。
後醍醐帝を裏切った足利尊氏が幕府を開府したことから近現代では長く英雄的に語ることはタブーでしたが、この大河ドラマで尊氏の志や苦悩が見事に描かれました。
ドラマは尊氏の逝去で終わりますが、いわゆる語り継がれてきた太平記では最後の方で吉野に下ったまま志半ば崩御された後醍醐帝とその忠臣たちが怨霊となり、足利尊氏・直義兄弟、足利家執事・高師直と上杉・畠山氏の抗争を引き起こし、混乱の世が続くこと、それを室町幕府三代将軍・足利義満(尊氏の孫ですね)が南北朝統一するまでを描いてます。
ドラマでは怨霊となった後醍醐帝と忠臣たち、極めて優れた政治家だった足利義満(ドラマでは赤ちゃんで登場しました)の活躍が描かれませんでしたが十分に面白い作品でした。
太平記より前の時代…治天の君(天皇)とその一族、藤原家、村上源氏一族など貴族階級が支配していた体勢を、武士上がりの平清盛が武家の世に変えるきっかけを作り、その平家を滅ぼした源頼朝が鎌倉幕府を開府し、幕府の執権・北条義時が貴族階級以外の人々の手による新しい政治体勢を確立しました。新しく生まれた政治体勢は様々な矛盾、利害問題を抱えながら、北条家が独裁体制を確立しました。
しかし、独裁体制は他の武家の不満を募らせ、その不満が朝廷権威の復活を目指した後醍醐帝の夢と合致し、鎌倉幕府崩壊を実現しました。でも、後醍醐帝の夢と武家の願いは解離し、武家の不満は清和源氏の流れをくむ足利尊氏による武家の武家のための政治を熱望することとなりました。
足利尊氏は本音では後醍醐帝と対立したくなかったようですが、武家の棟梁としての立場上、不満を放っておくわけにはいかなくなったのでしょう…。
その苦悩が真田広之さん演じる足利尊氏からも伝わってきました。
あれ?気がついたらダラダラと太平記語ってた!!
この辺にしときます、苦笑。