ブログネタ:金縛りあったことある? 参加中私はある!派
あれは私が一浪目の受験当日…。
一年間の予備校生活でかなり自信を得て迎えた大本命受験当日の未明のことでした…。
なんとなく寝苦しく、目が覚めました。
外はまだ真っ暗。ですが雨が降り始めたのかサーッという雨音が耳に入ってきました。
受験当日だけに「え~…今日は雨か~…」とちょっと嫌な気分になりました。
目が覚めたついでだから、トイレに行こうと思い体を起こそうとしたのですが、体が動かない。
「あれ!?」と思ってると、仰向けで寝てる私の上に影のようなものがありました。私は視力が低いため、モヤーッとした影が何なのかすぐには分かりません。
私の父はかなり夜更かしタイプなので、親父がなんかふざけてるのかとおもいましたが、考えてもみたら私の父はそんな冗談やふざけて受験当日の私の緊張をほぐすようなキャラクターではない…。
体どころか手も指も動かない。目と耳だけが感覚を持っていました。
声もでないので、私の上にある影を凝視し、不愉快になりつつある気持ちを心の中で「ざけんなよ!!なんなんだよ!!」と思いました。
薄ぼんやりと白い影を凝視していると、影は少しずつ近づいてきます…。
やがてそれが「人」であることが分かりました。
私の顏の前に顔。
凝視する私をやや厳しい目で凝視するお年寄りの顔が浮かんでいました…。
即座にその顔が誰であるか分かりました。
「あ!!」と思うと途端に影は消え、唐突に体が自由になりました。
外は雨が降り続け、真っ暗な自宅では父のイビキの音が響いてました。
ちょっと予備校に通ってちょっと偏差値があがったからといってやや慢心気味だった私を叱るかの如くの表情…。戒めに来た…。
自信を持って臨んだはずの大本命受験…残念ながら不合格…。後で答合わせしてみると一問差でした…。
あえて影が誰であったかはふせますが、私を心配し、だからこそ戒めに来た私の大切な身内…。
ごめんね…すぐに天狗になって最後の最後まで努力せずにいたこと…。
今、社会人になったら色々と分かりました。
今も見守っていてくれる大切な人…。
いわゆる金縛りは以後ほとんどなくなりましたが、今でもたまにその人の「匂い」を感じ、懐かしさとともに励まされてることを実感します。
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金縛りあったことある?
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