明け方、物悲しいような美しい音が夢うつつに聞こえて来ました。

明るくなり始めてる外からその音は聞こえてきます。

かなかなかな~


ヒグラシだ。


みんみん蝉やアブラゼミも鳴き始めてましたが、透き通るような音が一際耳に届きます。


ずっと昔、子供の頃、母の実家がある山村に夏休みで行ってたとき、夕方になると山一面から聞こえてきたヒグラシの鳴き声がよみがえりました。傾く夕陽の中、今は亡き祖母と二人、なんとなく畳に座り、梨を剥いて食べたりして過ごしてたあの日々…。もう二度とあの光景には戻れないんだな……。

お盆を迎えても帰省する機会が少なくなりました。東京育ちの私と東京生まれ育ちの妻、息子。

毎年帰って会っていた田舎の祖母が懐かしい…。