夏の記憶が私の原風景にある。溢れ出してくるので書き留めておこう溿。
冷たい渓流で箱メガネを使って追っかけたカジカや裏山のお寺さんで田舎のちょっと年上のお姉ちゃんに連れられて追っかけたオニヤンマ…。
私には母の田舎があって、日常の東京にはない何かが心に焼き付き、それが今でも宝物。

曾祖母は30年前、祖母も2年前に天国に帰っていった…。祖母が亡くなった時、「あ~、なんかこれでこの集落に来る意味がなくなってしまったな……」。そう思った。あれから一度も集落には行けないでいる。そして、土砂降りの中、迎えにきてくれた東京のおじいちゃんも11年前に、東京のおばあちゃんも3年前に天国に帰っていったっけ……。