ぼくのライフワークの1つが、「真の健康実現のお手伝い」です。
真の健康とは、一言で言えば、ウェルビーイング(心身の健康、社会的健康)です。
長い年月を経て、喘息を克服した経験を伝えること。
喘息の原因は、経験上、食べる量と糖質の摂りすぎが主因だと思っています。
喘息はアレルギー疾患の1つの症状であって、アトピー性皮膚炎、鼻炎、花粉症などのアレルギー疾患の原因も似通っていると考えています。
都道府県別の喘息患者数の統計結果から、それが探れないか、と思いました。
喘息患者数統計データから考えてみる
喘息患者数統計データ
以下のサイトのデータを元に、都道府県別の患者数の差に注目してみました。
患者数の多い都道府県(人口1万人あたり)
1位 島根県(175人)
2位 長崎県
3位 北海道
4位 宮城県
5位 山口県
6位 熊本県
7位 神奈川県
8位 宮崎県
9位 鳥取県
10位 香川県(106人)
患者数の少ない都道府県(人口1万人あたり)
47位 京都府(38人)
46位 奈良県
45位 愛知県
44位 徳島県
43位 埼玉県
42位 沖縄県
41位 和歌山県
40位 岩手県
39位 福島県
38位 福井県(64人)
1位の島根県(175人)と、47位の京都府(38人)では、5倍近くもの差があります。
喘息患者の総数で見れば、当然ですが、人口の多い都道府県が上位となっています。
1位 東京都(13.8万人)
2位 神奈川県
3位 北海道
4位 大阪府
5位 千葉県
6位 兵庫県
7位 福岡県
8位 埼玉県
9位 愛知県
10位 静岡県(3.5万人)
地域の傾向もはっきりとしたものが見えませんが、北海道と東北、山陰、九州に多い傾向があり、関西は少ない傾向があります。
喘息発作による死亡者数
また、厚生労働省が示した「喘息死ゼロ作戦の実行に関する指針」によれば、
医薬の進歩によって、喘息で亡くなる方は年々減少していて、いまでは年間3000人を下回っているようです。
その一方で、喘息患者総数は、推計100万人以上でずっと推移している様子。
死亡者数の傾向としては、
「2004 年の調査で、10 万人あたりの死亡率の全国平均 2.6 人に対して、4.0 人以上の所は、多い順に鹿児島県、徳島県、愛媛県、鳥取県、岡山県、高知県、長崎県、沖縄県である。さらに 3.0 人以上 4.0 人未満の所には、北から岩手県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、山梨県、富山県、石川県、福井県、島根県、山口 県、香川県、佐賀県、熊本県、宮崎県が該当する」
となっています。千人あたり有病率に南北差はありませんが(北のほうが若干多い?)、人口10万人あたり死亡率では、南下するほど多い傾向が見て取れます。
このことから、気候が関係しているようにも思えます。
経験上、季節の変わり目に発作が出やすかったことから、気温よりも、気圧や湿度の影響が大きいのかなと感じます。
千人当り有病率では、北海道、秋田県、山形県、福島県、千葉県、新潟県、長崎県、宮崎県が10人以上となっていて、とどランの1万人当り患者数ランキングと若干傾向が異なりますが、北海道、宮崎県はいずれも上位を占める結果となっていました。
都道府県別平均年齢
高齢になるほど死亡リスクが高くなるので(約90%が60歳以上)、人口10万人あたり死亡率でみた場合、過疎化が進み平均年齢が高い都道府県ほど高めとなり、人口が多く平均年齢が低い都道府県ほど平均年齢が低めになります。
平均年齢が低い都道府県ランキングは、沖縄県、愛知県、滋賀県、神奈川県、埼玉県、東京都。
平均年齢が高い都道府県ランキングは、秋田県、高知県、島根県、山口県、山形県、徳島県。
引用元:都道府県格付研究所
お米の消費量
お米やパンなど炭水化物を食べる量を減らして劇的に改善したというぼくの体験に照らし合わせてみると、お米の消費量ランキングが関係しているのではないか、と予想しました。
米の消費量ランキングは、静岡県、北海道、山形県、新潟県、佐賀県、長崎県、奈良県と続きます。
北海道、長崎県が上位であることは、お米の消費量が関連している可能性を示しているように思います。
小麦(麺類、パン)の消費量ランキング
麺類、パンのランキングをみてみました。
うどん・そば消費量 上位:香川県、秋田県、山形県、下位:沖縄県、長崎県、熊本県
ラーメン消費量 上位:山形県、新潟県、栃木県、下位:大阪府、奈良県、兵庫県
パン消費量 上位:京都県、兵庫県、岡山県、下位:福島県、秋田県、山形県
香川県のうどん好きが喘息に関係しているかどうかはよくわかりませんが、患者数では比較的上位です。
小麦はよくグルテンが問題にされがちですが、ぜんそくに限って言えば、パンはあまり関係ないようにみえます。
アルコールの消費量
20歳以上人口1人当りアルコール消費量上位は、東京都、鹿児島県、宮崎県、沖縄県、秋田県、青森県、下位は、滋賀県、奈良県、岐阜県、三重県、愛知県、岡山県、香川県となっています。
下位に入っている滋賀県、奈良県、岐阜県、三重県などで、患者数が少ないことから、断言はできませんが、多少の相関がありそうな結果でした。
ちなみにぼくはお酒好きなので、少量ですがよく飲んでいます。
過去には飲みすぎて症状を悪化させたこともあるので、食欲も合わせて、セルフコントロールが重要です。
自分の体験
喘息という慢性病を子供の頃から抱えていました。
ぼくの幼少期は東京に住んでいて、小学校1年生の時に両親の故郷、宮崎県にUターンしました。
その頃は、大気汚染という公害問題もあり、空気のきれいな場所に移り住めば、喘息も良くなるだろうという期待は親の中にもあったと思います。
しかし、改善はしませんでした。大気汚染が直接的な原因ではなかったんです。
高校生時代を除き、幼少〜中学生、そして成人した後も40代まで、ずっと喘息の発作に見舞われました。
健康を取り戻すために、長年、健康法について学び、実践してきました。
薬に依存せず、健康でいたい、というモチベーションで、いろんなことを試してきたわけですが、多くのお金と時間を費やして、治す方法を模索しました。
薬を全く必要としなくなったのは、50歳を過ぎてからです。
その結果、たどり着いたのが、長年やってきた太極拳はもちろん良いのですが、それが治癒の決め手ではなくて、生活習慣に、アーシング、少食、パレオ食事法(低糖質食)を取り入れたことが決め手でした。
喘息の克服法にネーミングをつけました。
それが「あっぱれ!健康法」です。

あっぱれ健康法の普及活動をこれからのライフワークにしていくつもりです。
あっぱれ健康法は、アーシングが基本だと考えているので、アーシンググッズをご購入いただいた方に、90日間メール講座を無料プレゼントします。
90日間にわたり、3日おきに30本の記事が届きます。
もうすぐ初版が書き終わりますが、配信はすでに始めています。
すでにアーシンググッズをご購入いただき、メール講座をお読みいただいている方には、ご意見、ご感想をいただけると有り難いです。
なにぶん、医療の専門家ではないので、これからも学びながら、実践しながら、アップデートしていこうと思います。
ご縁をいただいた全ての方々の健康を祈っています(^^
そして、喘息患者さんを減らす活動をしたい、という方がいらっしゃいましたらぜひご連絡下さい。
ご一緒に活動できたら嬉しいです。



