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昨日赤ちゃんの異常を告げられてからほとんど眠れず、仕事も行く気にならなかったので有給取得。
朝の9時頃、布団でぼーっとしてたんだけど昨日の出来事が受け入れられないし、信じられない。
エコーは誤差もある検査だから何かの間違いじゃないかって思ってました。
ふと、近くにもう一つ個人の産婦人科医院があることを思い出して迷惑承知で行動してしまいました。

かってにセカンドオピニオン的なノリで受診したのでもちろん紹介状なんかある訳も無く、迷惑極まりない患者でした。
診察室に呼ばれて「ただ発育が悪いとだけ言われた。他は何も言ってくれなくて辛くて1週間待てない」と泣きながら話した気がします。
古臭い個人病院の、少しくたびれたオッサン先生は黙って話を聞いてくれて、紹介状も無い何も前情報の無い私に優しく「エコーで見てみよっか」と声をかけてくれました。

「僕達(医者)の言葉で患者がどれだけ不安になるかが分からない様じゃダメだよね」

その言葉に大泣きしてしまいました。



先生「うーん、発育不全って言われたらしいけどBPDは週数より少し大きいよ」
私「特に足が短いって…(言われてないけど私が思ってます)」
先生「ACは…確かに小さめだねぇ…」
先生「FLは…動くから測りにくいんだよね〜足止まれ!」

何て少し面白い事言ってみたり、小さい熊のぬいぐるみを使いながら赤ちゃんの体制を教えてくれたりしながらエコーをしてくれていました。

先生「確かに…FLは短いねぇ…」
先生「出産はどこでするつもり?」
私「地元の個人病院予定でした」
先生「個人病院はやめた方が良いかな…総合周産期センターっていう、NICUがあって、新生児科の医者がいる所で産むのを進めるよ」
先生「と、言うのもね…」

⚫︎今の週数でこのFLの長さは結構短い。産まれて見たら父母の遺伝で只の短足の可能性もあるけど、骨系統疾患の可能性がある。
骨系統疾患は頻度は高くなくて珍しい病気だけど、中には産まれて呼吸が出来なくて亡くなってしまうものもある(タナトフォリック骨異形成症)
⚫︎大きな心奇形があると胃泡の位置が変わってくるけどそれは無さそう。ただ、胸回りに対して心臓が大きめに見えるから心拡大がある可能性がある。
後にこの問題は胴体が痩せている為に心臓が大きめに見えてた事が判明して少し安心します☺️

先生「悪戯に不安にさせたい訳じゃないんだけど、医者としては最悪の事も伝えなきゃいけないからね…」
先生「逆に不安にさせちゃっただけだよねぇ…これくらいしか今の段階では教えてあげられないけど、大丈夫?」

結果として昨日より状況は悪くなってしまった筈なのに、言葉を選んで向き合ってくれるだけでこんなに救われるんだと思いました。
もし2人目を妊娠する事があればこの病院で検診を受けたいと心から思いました。
もちろん赤ちゃんの事はショックだし、只の発育不全であって欲しいと強く願ったし、骨系統疾患という新しい不安要素も出てきて、辛い妊婦生活にガラッと生活が変わってしまうんだけど、この先生にかけられた言葉は生涯ずっと残ると思います。

「僕達(医者)の言葉で患者がどれだけ不安になるかが分からない様じゃダメだよね」

同じ内容を告げられたとしても、この気持ちを持ってくれている医者の言葉は違います。