『じゃあ、説明するね。まず、私たちの県では30校中12校しか情報総合部がないの。地区の予選は低いと思うかもしれないけど、全国でも一位二位を争う程レベルがうちの県は高いの。だから、全国行くには相当の努力、技術が必要なの。うちの学校は最近中々ね…昔は強かったんだけど…』
『なるほど。今でいう古豪ですね…強くなれるのでは?』
『一昨年、昨年と顧問がやる気なくてさ…自分達でなんとか頑張って高文連
昨年2位取ったんだけどね…今年から顧問変わってまだ新しい顧問が一回も来てないから、また期待持てない…わ。』
と部長が言った。
『誰なんですか?』
『名前も知らないんだよね…』
『えっ!初めから危機があ…』
『うん。不安で仕方なくてさ、自然とここに来ちゃうんだよね…』
だんだんと部長の雰囲気が重くなってしまった…
僕は申し訳ないと思い、イスから立ち上がって、
『失礼しました。明日からよろしくお願いします。』と言って、
急いで部室を出た。
そして、無意識で全力疾走したら、家の前にいた。
僕は汗をかき、息切れをしていた。
しばらくその場を動くことが出来なかった。
次の日の放課後、情報総合部の部室に行くと、人がたくさんいて、みんなイスに座って会議のような雰囲気だ。
部長が『会議を始めます。礼。』と言うとみんな揃って礼をし、
僕だけ遅れた。
部長が『まず、自己紹介です。一年、二年、三年の順に紹介していかます。
最初は荒稲君お願いします。』と言って、
僕はたって、『1ーE、荒稲銀河です。部長の市川先輩に説明を受けた時に、この情報総合部に入りたいと思って、入ることが出来て、とても嬉しいです。よろしくお願いします。』
自己紹介は続く…