僕は『ごめんね。気づかなくて…どうしたの?そんな慌てて?』
水持さんは『えっ?聞いてないの?三日間銀君の家にお世話になるんだけど…両親いなくてさ、私一人で留守番できるって言ったのに…な…』
『心配なんだね。そうだ僕の家も親いないよ。いるのは義昭(兄)と姫乃(妹)
だけだよ』
『なんでだろうね。まあいいか。』と少し和やかなムードで僕の家に向かった。
今更遅いがだから、荷物が多いんだよね…
しかも、女子に話してた気がした。
僕のことを言ってたな、もちろん悪い意味で!
家に帰ると姫乃がいた。
姫乃が『おかえり~あっ、乃望ちゃんだ。久しぶりだね~すっごい美人になったね!』
とテンション高めに言った。
水持さんが『久しぶり。姫ちゃん。しばらく見ないうちにかわいくなっちゃってさ、持って帰りたいわ~』
と言った。
僕は『さあさあ、上がって。こんな所じゃあ失礼だから。』
と言い、リビングルームへ案内した。
姫乃も含めてリビングルームのソファに座った。
姫乃が『今日義昭帰ってこないからー。いつも通りコンパで、女ゲットして、女と寝るんだべー』
僕もいつも通りだなと思った。
水持さんも兄のことは知ってるので、
軽く笑っていた。
この後、三人で主に僕の暴露トークなどを楽しんだ。
いつの間にか辺りは暗くなっていて、
少し雲がかかっていて、星はそれほど見えない…
姫乃が『夜ご飯どうする?』と急に言った。
僕は『母さんや兄貴つくってくれとないの?』と姫乃に聞くと
『うん。だから作らなきゃ…』
俺は作れるが今日は作る気になれなかった。
少し微妙な雰囲気を断ち切ったのが水持さんだった。
『はい!私作ってもいいですかね』
と言った。
姫乃が『乃望ちゃんいいよ~。あっ、でも乃望ちゃんの手料理食べたいから作ってほしいな~いいでしょ?』
僕は『水持さんがいいなら』
と言うと、水持さんはうなずき、
カバンから、ピンクのエプロンをして、台所へ向かった。