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龍角散
らくらく服薬ゼリー シリーズ」



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お薬を飲みやすく、ゼリーに包む服薬ゼリー。
オブラート等よりも飲みやすくするっと喉を通って行く感触で、子供もお年寄りも簡単に使えます。
何より味が普通に美味しいゼリー味で、飲むのが全く苦ではありませんでした。


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これは統計的に、どの年代の人がどれだけの薬を服用しているかの平均を出したものです。
驚いたことに、薬を7種類以上も一度に服用する人がこんなにたくさんいるんですね。
65歳以上になるとほぼ半分の人が該当します。

しかし、人間の「のみ込む」という動作は、実はとても複雑なメカニズムになっていて、子供や年寄りなど食道がまだ未成熟、または体の衰えにより狭くなっている人にとって、「呑み込む」という動作はとても困難を伴う場合が多いのだそうです。
それにも関らず、殆どの薬が「水で飲む」ように設定されているのは、そもそも薬が人類の歴史に登場した時には人間の嚥下機能についての研究は殆どされていなかった(この研究がされ始めたのがつい最近なんだそうです)ためで、薬を水で飲むという行為自体は、決して理にかなっているからそうなっている、という訳ではないとのことなのだそうで。
「薬は水で飲むもの」と言う事に今まで疑問を持ったことなどなかったので、このお話はかなり目から鱗状態でした。


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しかも人間は四足歩行の哺乳類に比べ、二足歩行をするため食道と気道が交差しており、また摂食以外に言葉をしゃべるという行為も喉が担っているためにむせやすくなっているというデータがあるそうです。
その忙しい喉にとって、薬のような異物を水だけで、しかも何粒も同時に飲むというのは本当に大変なことなのですね。


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「らくらく服薬ゼリー シリーズ」はもと介護用に開発され、それを子供むけに転用した商品になっています。
色々な種類の味が用意され、薬っぽくなく本当にゼリー感覚で飲める味になっています。
またゼリーの中に薬をぽんと入れるだけなので、カプセルを分解して中身の粉を出してオブラートに包んで…という手間も不要。
子供の薬だけでなく、自宅に薬を飲んでいる高齢者の方がいる家などにもよいのではと思います。