髪を洗ってくれる人が新人さんだった。
洗い方が、まだ慣れていないようで、
いろいろ気になる所があったのだが、
一番気になったのが、耳の中に何度も水が入ってきたことだった。
少し自信のない感じで、不器用で、遠慮してて…というのが、私とダブってみえて、
私も同じなんだから、と思いつつも、イライラしてきた。
私も許し、相手も許します。と祈ったが、
いや、許せんし!我慢できんし!ってのが出てきた。
そこで、ハッとして、
許せない自分を許します。と祈ったら、気がつくとイライラしなくなっていた。
そして、洗ってもらって気持ちいいなということを感じることができた。
相変わらず耳に水は入ってきて(笑)、気持ちが悪いのは変わらないんだけど、最初感じていたイライラはなかった。
終わって、おもわず耳をかいていたら、「綿棒使いますか?すいませんでした」といって綿棒をくださった。
お互い「えへへ」という感じで笑って終わった。
今までの私やったら気づかなかった所に気づけて、祈ることができて、すごい!と思った。
久しぶりの感覚。よかった。