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潜水服はモスラの夢を見る

主に映画の感想を語るブログです。

5月18日土曜日にやっていた『コンフィデンスマンJP ~運勢編~』観ました。公開日の翌日に映画の後日談をテレビで放送するなんて、フジテレビはなかなか強気です。まあ、このドラマを先に観てしまっても映画の重大なネタバレにはならないので大丈夫という判断なのでしょう(劇場版についてはこちら)。Tverで6月1日まで観られるそうなので未見の方はどうぞ。

*以下ネタバレです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ネタバレ

ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人は闇金業者の阿久津から金をだまし取ろうとするが実は詐欺師であることが阿久津(北村一輝)にバレていて失敗。それ以降3人はまるで幸運を吸い取られてしまったかのようにことごとく計画が上手くいかなくなる。 ある日些細なことからダー子はボクちゃんとリチャードを部屋から追い出してしまう。ダー子は一人で阿久津からお金を取り返すためにポーカーで勝負を挑むが敗れて元手の1億円を奪われてしまう。ボクちゃんは若菜(中山美穂)が経営する遺品整理の業者で働くが、実は悪徳業者であることがわかり、そこからお金を騙し取ろうとして失敗する。リチャードは借金の取り立てに怯えながらラーメン屋を営む波子(広末涼子)と出会い、彼女のために5千万円を用意するが、実はそれはハニートラップでそのお金を持ち逃げされてしまう。

 

どん底まで落ち込んで再会を果たす3人…というのはもちろんお芝居で全ては3人の掌の上の出来事。リチャードが波子に渡したのはほとんどが白紙だった。若菜が過去の阿久津の女だと知っていた3人は、ボクちゃんが仕込んだ偽の埋蔵金の土地を6億で買い上げさせていた。3人がホテルに戻ると偽の土地所有者を演じたモナコ(織田梨沙)が騙し取ったお金を持ち帰って出迎えた。ダー子の知り合いでかつて波子に騙された工場長(小林隆)を始め、被害にあった人たちのもとにお金は配られた。

 

 

◆感想

劇場版に比べると仲違いがわざとらしくないので、お話としては劇場版よりこちらの方がスリリングではありました。ただ、それでも2時間ドラマ枠は長かった気がします。劇場版同様“実は全てこの3人の掌の上でした”という話の都合を考えると、あまり尺が長いのはこの作品に向かない気がします。

 

また、今作についてはダー子の素性を知っている相手との対決だったので長澤まさみの変装&ハイテンション演技要素は0でした。正直それが観たかったのでその点では非常に残念でした。

 

あと、3人だけで会っているときもお芝居を続けているというのはこの話だと違和感が残ります。実はスパイだったモナコを欺くために常にお芝居をしていないといけない理由があった劇場版の方がこの点では上手かったと思います。

 

物凄く勝手な理由で五十嵐に不利益を与えてしまう計画だったことも(最後は一応ギャグにはなってしましたが)ダー子のキャラクターとしては少し違和感が残りました。

 

いろいろ不満を書いてしまいましたが、2時間ドラマとして決してつまらなくはなかったですあせる。ただ、前述の通りあまり尺が長いこととこの作品は食い合わせが良くないので、『コンフィデンスマンJPシリーズ』を未見の方はまずは連ドラで放送していたときのものを観るのがお勧めです。