現在、スティーブン・キングのペーパーバック「THE STAND」を読んでいます。とにかく読みづらいです。何故かと言うと、まず恐ろしくページ数が多い。1,433ページの超大作です。それに加えて、日本語で読んでもよく意味のわからない、スティーブン・キング得意の重箱の隅を突っつくような、どうでも良いような細かい描写を現実とも妄想とも付かないような感じでまくしたてるからです。まあ、それがスティーブン・キングの魅力でも有り、それにはまっている自分も居る訳ですが、、、。

 

それを読み進んでいると面白い表現とかが出てきますので、せっかくなので皆さんと共有した方が自分の備忘録にもなるし、英語を極めている方には、刺激にもなるかも知れないなと思っている次第です。

 

しかし、実に上手い言い回しもたまに有るとは思いますが、大半は実は知らなくてもまったく実害が無いフレーズのような気もします。

 

一方、私はペーパーバックを読みつつ、映画のビデオも英語字幕で観るようにしています。その英語字幕でもたまに面白いフレーズなどに出くわす事がありますので、時々、こちらで面白いフレーズを見つけても、ここに書くつもりです。

 

ちなみに「THE STAND」は、現在、Chapter54で980ページ辺りですので、Chapter54以降のフレーズを取り上げていきたいと思います。

 

まず最初は、このフレーズです。

 

 talke my ear off    とうとうべって人をうんざりさせる

 

https://idioms.thefreedictionary.com/talk+someone%E2%80%99s+ear+off

 

直訳では、「耳が落ちるくらい、話す」という事のようです。

 

プチ知識として、以下のようなバリエーションが有って、どれも同じ意味だそうです。talk someone's head off
talk someone's arm off
talk someone's pants off

 

機関銃のように、一方的にしゃべりまくり、あたかも、それに撃たれて耳や頭や腕やズボンが落ちてしまうようなイメージみたいです。

 

ネイティブの英語は奥が深いですねぇ。