うさぎを飼い始めて
3ヶ月の間に、

行動や性格がめまぐるしく変わるという、
うさ飼い初心者には

ずいぶんとトリッキーな技を見せてくれます、わが家のうさぎのMOMO♂

今まで様々な動物たちとお付き合いしてきましたが、
こんなにくるくると変わる動物もまた初めてだなぁーと

グッズもあれこれ試してみた。

少しでも成功する回数が増えるように願って
トイレの形をいろいろ試して。

かじり木増量すればストレス軽減に
つながるかなー?とか

ストレス軽減イライラ軽減に良さげな、
うさぎさんに与えてよいというハーブを少しずつ与えてみたり。

ま、気休めにしかなりませんでしたけど。

トイレに関しては、三角より四角の方が、広いし角に当てやすいみたいで、
はみ出ることが大幅に減ったので、
以後全部四角に切り替えました。

11月になると、さすがに素足になることもないので、
求愛による甘噛みは減りましたけど。

甘噛みといっても、
ちーーーとも甘くないんです。

根性焼きですね。

直視すると、気持ち悪い。
変な小さな痣が、両ふくらはぎにビッッッシリなんです。

目みたいにも見えるから、なんかの妖怪かよーみたいな(笑)

。。。そう、事件は、この素足のときに起こったのでした。




飼い始めてちょうど3ヶ月目、
うさぎの月齢だと、5ヶ月~6ヶ月でしょうか(誕生月があやふやなのでアバウト)

冬にしては暑い日で、
素足の私と風呂上がりの息子とMOMOとでそばにいたときです。

ボディソープの香りにつられて、息子の足に欲情しちゃった、男まっ盛りのMOMO。

とーぜん、息子は逃げます。
お風呂上がりなんだもの、オシッコ引っかけられたら、たまったもんじゃない。

でも、面白がって中途半端に逃げ回ってたもんだから、
コーフンがイライラに変わってきたみたい。

直感で、あ、ヤバい、止めなきゃと感じました。

ぶぅーーー!!

と盛大に鼻をならしながら、
息子の足を追いかけると思いきや、

突然方向転換をし、怒りの矛先を私に変えたのです。

直後に、わたしの左ふくらはぎに襲いかかりました。

座っていたので、もろガブリと噛みつかれました。
しかも、今までの噛み方とはぜんぜん違いました。

今まででしたら、一撃でガブッとやってから、すぐ後退するのですが
(といっても、血は垂れるくらいは出ます。上下の歯の跡が平行につく感じ)



今回はガブッとそのまま食らいついたまま、後ろの両方の脚で、ガッガッと蹴り攻撃を入れて来ました。



噛みついたまま、蹴るとどうなるか。

傷口が、引っ張られるわけです。

みるみる歯が食い込むのがわかりました。

『いででででででーーー!!!!』

というのがやっとでした。

だってこれ、剥がせないでしょ。
引っ張ったら、余計に肉が裂けますもん。

隣の息子は、豹変したうさぎを目の当たりにして、
硬直状態。

猫がケンカするときのように、これでもか!これでもか!と言わんばかりに
蹴りを入れるのですが、

うさぎは後ろ脚がとっても強いので、バカにならないのです。

猫の鋭さはないにせよ、私のふくらはぎは、みるみるMOMOのつけるミミズ腫れでいっぱいになりました。

その時の脚の蹴りを見て、うさぎは自らの力で骨折しやすいということを思い出して、ものすごく怖くなりました。

あんなに本気で一心不乱に連続蹴りを入れるうさぎを、私は見たことがありませんてしたから。

離れたときは、皮どころでなく、肉がえぐれてました。

二本の歯の跡なんて可愛らしいものではなく、上と下の歯が、肉を貫通して合わさったみたいになってました。
その周りを、赤紫に腫れ上がったミミズ腫れが。。。。


二階での出来事だったので、手当てをするべく、一階へ降りていったのですが、階段に転々とついた血の跡が。


とりあえずうさぎは二階の部屋へ隔離しておき、洗面台で傷口を洗い流し、、、
手当てで頭がいっぱいで、
直後の躾(しつけ)なんかとてもできるものじゃありませんでした。



えーと。翌日の傷口の写真が実は、あります。


でも、Amebaさんは、そういうの削除しちゃうんですよね、、、グロいのは
なので載せられず残念なんですけど。


今は10月で、もう少しで一年経ちますが、
未だに傷跡は、黒いまま残ってます。



うさぎさんは、可愛いですって?

うさぎさんは、本気を出すと、
の傷より、もっとすごいですよ。

猫は二十年以上お付き合いありましたが、
猫の爪より、うさぎの歯の方が、ヤバいですね。

カッターみたいなんですよ。
サッと、噛みついても、スパッといくんです。

毛皮があれば、ぜんぜん違うのだと思いますが、素肌はヤバいです。

本気のうさぎにかかったら、
流血間違いないですよ。



さて。この事があってから、MOMOはどう変わったのか?

彼、わたしの手が、ほんと大嫌いで。
噛みつき射程距離(この場合、高さ)に入ると、
どこからでも特攻してくるようになりました。

なので、おいそれと床に手をつけなくなってしまったわたし。

机でお茶をしてても、手を膝に置いとけない。
 
たまーに、足元にくんくんとチェックしに来ます。
そして足元で盛大にゴロンチョして甘えて行きながらも、

ライバル(手)が気を抜いて床に落ちてこないか、

虎視眈々とねらっているのでした。

まじ、気が抜けない(笑)

掃除で油断するたび、
彼の牙の餌食に。

噛まれながらも、情報収集して、
なんとか解決策を見つけなくては!

この頃の私は、暇さあれば、検索して調べて、躾の方法を、噛まれるたびに片っ端から試していたように思います。

その中の
『噛みつかれたら一秒以内に、頭~身体を押さえつける。大声でダメ!という』


効果は絶大とうたっていたこの方法で、
完全にMOMOの(手に対する)信頼を

(あくまで、うちの場合です。他のお宅は知りません)無くしました。

撫でようものなら、ガチン!と歯がなりそうな勢いです

そのくせ、わたしのアンヨ(足)に対しては、デレデレで、
座っているとそっと寄り添って寝そべり、
慈しむようにペロペロと舐め続けたりするのです。

ツンデレ

家の子の性格は、まさにこれ。


MOMOと同じような性格の子の飼育ブログなら、きっとそこに何かヒントがあるはず!!!

そこに解決の糸口を求めて、新たなる探求が始まるのでした。


続く。