9.11が今年も。あの日を思い出しては胸が痛むという表現ではおさまりません。たくさんの方が亡くなられた事件をテレビのブラウン管を通してしか知ることができず、身の置き所がなくオロオロとしてしまったあの頃。当時の保育園日誌を読み返すと9.11の朝はまだ平和で、日本時間で夜の10時過ぎてNYの一報が入ってきたように思う。
当時まだ3歳のスギオが、どうしてビルが火事なの？テロってなぁに⁇ベロ👅はこれだよね❓と無邪気に聞いてきたのでした。かわいいあまり余計に話もこんがらがってしまい、自分に何ができるんだろうか？とすごく考えたりもしつつ、教会に祈りに通ったりもしてたっけ。こちらは事件から数日経っての園日誌。
世界同時多発テロで、WTCにオフィスがあった当時の富士銀行人事部に務められていた杉山さんは34歳の若さで亡くなられた。奥様の晴美さんが三人目を懐妊中の出来事で、そこから先の話は筆舌に尽し難く、大変な日々を過ごされつつも気丈に半年後の3月にNYで3人目の想弥君を無事に出産されました。幼子3兄弟を連れて帰国されてから、「天に昇った命、地に舞い降りた命」(マガジンハウス)を執筆され、とても話題になって、テレビドラマ化もされました。私は、その書籍を拝読して、インタビューのお仕事でお話を伺ったのをきっかけに、長男の太一君が、スギオと同い年なこともあって、ずっと家族ぐるみで仲良くさせて頂いています。
2歳違いの3兄弟はみんな本当にお母さん思いの良い子ばかりで、スギオも杉山家に遊びに行くと、なぜか良い子っぽく見えるのはとても不思議。( ；´Д｀)4兄弟になったらスギオは何番目なのかい⁇(＞人＜;)