長期投資では「複利」を味方につければ、お金を大きく増やすチャンスが広がります。
利益がさらに利益を生んでいく複利の効果の大きさは、物理学者アインシュタインが「人類最大の数学的発見」と言ったとされるほどですが、個人投資家には過小評価されがち。
むしろ複利効果が働かない金融商品が売れ筋になっている実態もあります。


■毎月分配型、複利の利点生かせず

 日本では、毎月分配金が出る投資信託が売れ筋になっていますが、運用の元本を減らしてしまう分配金は複利の天敵です。
  元本を取り崩して分配金を出すような毎月分配型ファンドでは複利の効果が働かないからです。
 複利を生かしやすいのが、株式ファンドのうち、値動きが株価指数に連動するインデックス型です。
  長期でみて期待利回りが高いうえ、運用期間中ずっと資産から差し引かれ続ける信託報酬という手数料が比較的安いからです。
  信託報酬の負担は長期になるほど、マイナスの複利効果が働いて運用の重荷になります。

 投資優遇税制にも目を向けましょう。

  少額投資非課税制度(NISA)や確定拠出年金(DC)では、売却益や配当金に通常かかる20.315%の税金が非課税になり、再投資による複利効果を最大限に生かすことができます。
 行動経済学によると、人間には長期の利益よりも目先の利益をより重くみる「双曲割引」という傾向があります。
  これを肝に銘じ、長期の視点で複利を味方につけることが資産運用では重要です。

セミナーでは、複利のお話しもさせて頂きます。

 

 

次回は、6月21日(水)11:00~12:30にヒルトンプラザウエストで開催予定です。
美味しいケーキもご用意しております。
無料になりますので、お気軽に御参加下さいね。

詳細、ご応募は下記から
https://www.motherplus.net/event.php?prc=detail&cmd=default&sid=72