20年くらい前、まだわたしが半分眠り、
しらばっくれていた頃のこと。
若い女の子じゃないし、お母さんでもない、その頃の自分の価値観からはずれて、不安で不満でよくわからなくて、
でもなんだか遠くで鐘が鳴ってる気がしていた。
どっかで、いちばん深いところに降りて足を着けたい(しっくりくる生き方がしたい)と、
灯りみたいなものを探していた(無意識に近いけど)時に出会った詩です。
心を打たれたし、ホッとしたし、救われました😌
なんだ、今までわたしが気にしていたことは!
はっ? と😁
今も大好きな詩です。
青 春
青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心
安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ
年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる
歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ
苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の
如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう
年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か
曰く「驚異えの愛慕心」空にひらめく星晨、その輝きにも似たる
事物や思想の対する欽迎、事に處する剛毅な挑戦、小児の如く
求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大そして
偉力と霊感を受ける限り、人の若さは失われない
これらの霊感が絶え、悲歎の白雪が人の心の奥までも蔽い
つくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至ればこの時にこそ
人は全くに老いて神の憐れみを乞う他はなくなる
原作 サミュエル・ウルマン
訳詞 岡田義夫
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